日々のコンディションの変化を捉える
早期離職を防止するコミュニケーション支援
人材難が続く現在、定着率をいかに高めるかは重要な取り組みだ。とくにコールセンターでは、初期研修中の離職が多く、採用募集を繰り返している企業も少なくない。テガラミルの「テガラみる」は、新人の早期離職防止ソリューション。コールセンターへの適用を踏まえつつ、サービス内容を検証する。
少子高齢化に伴う労働人口不足はますます厳しさを増している。コールセンターでは、採用基準を下げてでも人員確保に努めているが、それでも人を集めるのは難しいようだ。さらに苦労して採用した新人スタッフが、いざ初期研修が始まると「覚えることが多くて大変」「ついていける自信がない」などを理由に離脱。OJTが始まってからも「雰囲気に馴染めない」「SVの○○さんと気が合わない」として早期に辞めていくことも多い。結果、改めて採用募集をかけるという悪循環に陥っている。
実際、コールセンターでは初期研修中の離職が最も多いと言われる。換言すれば、採用後の一定期間を乗り越えて業務に慣れていけば、定着する可能性は高まるということだ。つまり、いかに早期離職を防止するかが重要となっている。人材採用関連サービスを展開するツナグ・ソリューションズのグループ会社、テガラミル(東京都千代田区、上林時久代表)が提供する、従業員定着支援サービス「テガラみる」の機能と効果をまとめる。
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画面(上):新人用スマホアプリ。画面(下):管理者(フォロー役)画面。新人メンバーの“心のコンディション”がひと目に把握できる。薄い黄色のマスは、コメント未読のしるし