Quantcast
Channel: コールセンタージャパン・ドットコムは、CRM/コールセンター構築・運営のための専門サイトです
Viewing all 4205 articles
Browse latest View live

富士通研究所、声から満足/不満足を特定する技術を開発

$
0
0
富士通研究所(川崎市中原区、佐々木 繁社長)は、会話音声から、発話者が満足/不満足を感じている箇所を特定する音声分析技術を開発した。コールセンターや店舗、窓口などの顧客応対業務での活用を想定している。

「満足」の感情と高い相関関係にあるとされる「声の明るさ」に着目。発話者の声の高さ(トーン)の平均値や変化パターンを自動評価し、会話中の満足・不満を抽出する(画像1)。言葉と声の両方から判断することで、より適切なオペレータ教育や正確な応対評価が可能となる。また、応対者に対し、どのトークが良かったのか(あるいは悪かったのか)を具体的に示すことで、納得度の高いフィードバックが可能となる。


画像1
画像1 「声の明るさ」を定量化

なお、満足や不満の判定基準は、機械学習を利用して過去の会話音声と評価データを紐づけて学習、個別にカスタマイズすることもできる(画像2)。

画像2
画像2 システムイメージ

この技術を活用した評価ツールの実証実験を富士通および富士通エフサスのコールセンターで行った結果、モニタリングとフィードバックにかかる時間を約30%短縮したという。

2016年度末に、富士通および富士通エフサスのコールセンター関連サービスとして商品化する予定だ。今後は、富士通のAI技術「Human Centric AI Zinrai(ジンライ)」にも活用し、銀行窓口や小売、医療、教育などを対象とした製品の開発を目指す。

エフコミュニケーションズ、クラウドCRMの提供を開始

$
0
0
エフコミュニケーションズ(東京都新宿区、子玉 剛代表取締役)は、クラウドCRM「ぷらっとCRM」の提供を11月1日から開始する。


ぷらっとCRM提供機能イメージ
ぷらっとCRM提供機能イメージ


オペレータの業務画面を容易に設計できるWebブラウザベースのサービス。

ユーザー企業が自ら作成したHTMLファイルを利用できる。同社が提供するJavaScriptの関数をHTMLファイルに組み込んでサービスシステムにアップロードするだけでよいため、プログラミングの知識は不要。別途、画面サンプル/画面作成代行サービスも用意している。

コールリスト管理や業務管理、オペレータ管理、CTI連携などの基本機能に加え、メールやチャット、SMSといった各種チャネルも提供する。操作・設定は、すべてWebブラウザから実行できる。
電話系クラウドサービスやコールセンターで導入しているPBXとCTI機能によって連携することも可能。すでに、5社の電話系クラウドサービスと接続検証が済んでいる。

価格は、初期費6万、月額9万9800円(30席パック)から。無料で5席まで無期限利用できるプランも用意している。

2016年11月号 <DATA FILE>

$
0
0

DATA FILE

2016年法人顧客向けテクニカルサポートコールセンター
満足度調査──J.D. パワー アジア・パシフィック

トラブル対応、問い合わせ両方で
高水準際立つ「コピー機/プリンタ」各社

オフィス機器のトラブルによるダウンタイムの発生は、日常業務を確実に滞らせる。各メーカーのサポートセンターは、正確性もスピードも求められる。J.D. パワー アジア・パシフィックは、法人顧客向けテクニカルサポートセンターの満足度調査を実施。コピー機/プリンタ各社の高度な対応が目立つ一方、PCメーカーの対応満足度はかなり低い。

図 法人顧客向けコールセンター応対満足度(CSI 1000点満点)
※テクニカルサポート(故障や障害・トラブル、使い方や設定方法等)のコールセンター応対満足度

図 法人顧客向けコールセンター応対満足度(CSI 1000点満点)

※画像をクリックして拡大できます

2016年11月号 <DATA FILE by HDI-Japan>

$
0
0

DATA FILE by HDI-Japan

問い合わせ窓口格付け調査──損害保険業界

電話・Webともに安定の高評価
全業界の手本となるサポート品質を維持

全業界を通じて顧客満足度が高いことで知られる損害保険業界。問い合わせ窓口格付け調査でも、電話・Webの双方で高評価を得ている。とはいえ、昨年調査より3ツ星企業が減ったり、ランキングの順位が入れ替わるなどの変動もある。明暗を分けたのは“顧客の気持ち”を汲んだ対応できているかの、ホスピタリティにあるようだ。

図 損害保険業界格付け結果及び、2015年全業界平均との比較

図 損害保険業界格付け結果及び、2015年全業界平均との比較

[実際に調査を行った窓口]
あいおいニッセイ同和損害保険:あいおいニッセイ同和損保カスタマーセンター、アクサ損害保険:新規お客さま専用フリーダイヤル、イーデザイン損害保険:お客さまサポートセンター、SBI損害保険:SBI損保サポートデスク、「SBI損保の自動車保険」お見積り・お申込み・資料請求のお問い合せ、共栄火災海上保険:カスタマーセンター、セゾン自動車火災保険:「おとなの自動車保険」 お電話でのお問い合わせ ご検討中の方、ソニー損害保険:新規のお客様のお問合せ、損害保険ジャパン日本興亜:カスタマーセンター、チューリッヒ保険会社:スーパー自動車保険 初めての方専用フリーダイヤル、東京海上日動火災保険:カスタマーセンター、日新火災海上保険:日新火災テレフォンサービスセンター、富士火災海上保険:富士火災お客さまセンター 自動車保険専用窓口、三井住友海上火災保険:お見積り・資料請求のお問い合わせ、三井ダイレクト損害保険:新規お見積もり専用ダイヤル

2016年11月号 <DATA FILE/今月の就業データ>

$
0
0

DATA FILE

就業形態/エリア別有効求人推移──厚生労働省

集積地ごとの有効求人倍率は、沖縄県が1.0倍とやや下がったが、依然として全エリアで売り手市場が継続。とくに東京は2倍超えで、「春先より厳しさを増している」というセンター管理者が多い。

コールセンター集積地の有効求人倍率推移(パート含む、季節調整値)

コールセンター集積地の有効求人倍率推移(パート含む、季節調整値)

※画像をクリックして拡大できます

2016年11月号 <Focus/コールセンター>

$
0
0

Focus

ロイヤルティを高めるモニタリング
カスタマージャーニーマップを活用する(下)

インサイト 大西美佳

カスタマージャーニーマップは、顧客の不満/ストレスを可視化するためには有効なツールだ。今回は、セゾン自動車火災保険の事故対応サービスセンターにおける事例をもとに、オペレータへの顧客視点の植えつけ、応対品質向上への活用法を検証する。

2016年11月号 <Focus/トピックス>

$
0
0

Focus

現場発でもCXは向上できる!
ボトムアップ型NPS活用術

「トップダウンでなければ、全顧客接点の改革はできない」という見方は少なくない。実際に多くの米国企業ではトップダウンでNPSを採用、CX向上に成功した。だが、ボトムアップ型の改善を得意とする日本流NPS活用、CX向上は可能だ。NPSの最新動向と事例からその手法を検証する。

2016年11月号 <インタビュー>

$
0
0

篠原 淳史 氏

“テレビ通販だけ”の時代は終焉!
業界最大手が仕掛けるオムニチャネル戦略

ジュピターショップチャンネル
代表取締役社長
篠原 淳史 氏

ネット通販全盛の現在においてもなお、50代以上の購買層を中心に「テレビ」の販売力は絶大だ。それでも、ジュピターショップチャンネルの篠原淳史社長は「もはやテレビ通販だけでビジネスモデルを語る時代ではない」と新たな成長姿勢を強調。通販新時代を勝ち抜くオムニチャネル構築に挑む。

Profile

篠原 淳史 氏(Atsushi Shinohara)

ジュピターショップチャンネル 代表取締役社長

1959年生まれ。愛媛県出身。1981年3月、一橋大学法学部卒。同年4月に住友商事に入社。ダイレクトマーケティング部長、ファッションアパレル事業部長、ファッション・ブランド事業部長を歴任。2007年8月から現職。


2016年11月号 <IT企業に聞く!>

$
0
0

安藤 靖 氏

安藤 靖 氏
代表取締役社長

GNネットコムジャパン

日本のオフィス環境ならば“両耳タイプ”が効果的
ヘッドセットが作りだすオペレータの集中力

企業PROFILE

所在地:東京都中央区日本橋室町4-6-2 菱華ビル3階
代表者:安藤 靖 氏
設立:1986年2月
資本金:1000万円
URL:www.jabra.jp/

<コーナー解説>
ITソリューションベンダーのキーマンに製品・販売戦略を聞きます。

2016年11月号 <ITの選び方&使い方>

$
0
0

ITの選び方&使い方

<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。

日産自動車

PDCAサイクルの“速度”“範囲”を向上
VOCを即・可視化する「テキスト分析ツール」

たった1件の不満が、大きな“火種”となることもある。速やかな消火には全社的な取り組みが不可欠で、メーカーにおいて消火の起点となるのがお客様相談室だ。日産自動車では、VOC分析を自動化し、要望・不満を開発部隊に迅速にフィードバックする仕組みを構築。不満への早期対処により、顧客満足度向上を図った。

今月のPOINTS!

システム概要
 自然言語(話し言葉)の大量処理に特化した、SCSKのテキスト分析ツール「VOiC Finder」。音声認識システムと連携し、リアルタイムに会話音声テキストの話題と要点を抽出できる。さらに、「ありがとう」率の自動測定も可能。

選び方のポイント
 自社製品・サービスに対する不満の“確実な発見”を目指し、リアルタイムかつ正確な分析ができるよう、SCSKとアルゴリズムを共同開発。数千ケースものテストによるチューニングを経て、求める精度を実現した。

使い方のポイント
 毎朝、前日のVOC分析結果を精査し、開発部隊にフィードバックする仕組みを構築。早期対処が顧客満足度向上につながった。また、「ありがとう率」とオペレータの性質の関連性に着目。顧客から「ありがとう」を得た数の推移からオペレータをタイプ分類し、指導やフォローに活かすことを試みている。

2016年11月号 <カイゼンの軌跡>

$
0
0

カイゼンの軌跡

<コーナー解説>
コールセンターの業務改善のビフォー・アフターを中心に施策をまとめます。

ケンコー・トキナー

ベテランの経験・知識を全組織で共有
“回答不能”を減らしコールバックを断つ!

今月のHints!

Hints

約2万点の光学製品の開発・販売を行うケンコー・トキナー。幅広い商品を扱うため、オペレータ1人ですべての問い合わせに回答することは難しい。応対履歴の参照など、知識をカバーできる仕組みが不可欠だ。しかし、履歴の記録・管理はExcelによる“アナログ”的な管理であったため、応対中の情報検索が難しく、オペレータ個人の知識と経験に依存した回答に終始していた。解決策として、応対履歴や製品情報、修理受付情報を一元管理するナレッジを構築。応対時間3割減とコールバック件数の削減を実現した。

2016年11月号 <リーダー・オブ・ザ・イヤー 2015>

$
0
0

外山 裕子 氏

誰が抜けても同じ品質、生産性──
スキル格差をなくすカイゼンを主導

NTTマーケティングアクト
福岡コンタクトセンタオペレーションマネジャー
外山 裕子 氏

Profile

外山 裕子 氏(そとやま・ゆうこ)

1996年6月、NTT西日本グループの会社に入社。NTTグループ関連のアウトバウンド業務から経歴をスタートする。1998年より業務受託した通販関連各社のアウトバウンド業務を立ち上げ、運営のマネジメントに携わり、多くのSVやオペレータの指導・育成し、現在に至る。

 アウトバウンド業務の受託において、「売上げ」という成果はもちろん重要だが、「ミス防止」や「クライアントのブランドイメージを損なわない品質の維持」もまた同等の重要性を持つ。そこで大きなポイントとなるのは、「個人のスキル」に依存する手法からの脱却──言い換えれば「誰が抜けても同じ成果が出せるマネジメント」の実践だ。

 NTTマーケティングアクトの外山裕子さんは、19年間にわたるセンターマネジメント経験が評価され、通販関連のアウトバウンド業務のマネージャーに就任した。「チーム全員のスキル格差を可能な限りなくし、誰が対応しても受注につながるトークスクリプトの作成と、指導サイクル(コーチングなど)確立に努めました」(外山さん)という。

 また、煩雑となっていたバックヤードフローの課題にも即座に取り組み、仕分け方法、まとめ方、プライオリティ付けなどを改善、生産性向上に貢献した。

行動を見て全員が動く!
一体感を醸成する「お手本」

 最も重視したトークスクリプトにおいては、スクリプト通りにトークができれば、すべての顧客が納得し、受注に結び付くような作成・指導を心がけた。商品別の分類に加え、お客様の状況に合わせて整理。季節感や近況状況(物価や気象など)まで加味し、常に鮮度の高い状態を維持している。

 「誰が抜けても同じ成果」を出すには、スクリプトをはじめとしたオペレーション・ツールだけでは不可能だ。安定した成果を維持できるチームになるために、育成の中核となるSV/リーダー層やバックヤード層は、担当業務範囲に捉われることなく、状況に合わせた柔軟な対応でカバーしている。これらの行動は、外山さんの行動からメンバーが学び、各人が自ら実践しているという。チームの一体感を醸成する意味でも、外山さんがいかに「お手本」となっているかがわかる。

 アウトバウンド・コールは、テレマーケティング業務のなかでもとくに「きつい、厳しい」というイメージが根強い。外山さんを中心とした取り組みは、わかりやすい説明で顧客に褒められる満足感、受注率/売上げ増とトーク品質向上によるクライアントの満足感を味わうことに業務のやりがいを見出し、厳しい中にも楽しみや喜びが見出すことができるという価値観を与えている。

2016年11月号 <連載/コラム>

$
0
0

コラム

市界良好:第55回

「らしさ」の追求

秋山紀郎

AfterCall~電話の後で:第55回

対応品質を創るのはオペレータだけじゃない!
先輩や管理者たち全員のサポートが肝心カナメ

長掛文子/松本洋奈

わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第21回

ランチェスター戦略で大手に勝つ

渡部弘毅

3 Minutes Lesson 毎日できるメンタル・ケア:第36回

不安の闇に飲み込まれる前に気分転換しよう

奥 富美子


2016年11月号 <連載/マンガ>

$
0
0

マンガ

マンガ

督促オペレータ奮闘記(46)

榎本まみ

シニア対応

著者のブログ(督促OLの回収4コマブログ)はこちら

2016年11月号 <連載/実践>

$
0
0

実践

お客様の真意を聞き出す 『インタビュースキル』の磨き方:第5回(最終回)

「なぜ質問するのか」の理解が重要

窪田尚子

インタビュースキルは、スクリプトに定型質問を組みこむなど表層的なテクニックでは成功しない。目的を十分に理解しなければ、「どこまで質問し、踏み込めばいいのか」「なぜわざわざ質問して会話を掘り下げなければならないのか」という疑問をオペレータに抱かせる。事例からよくある課題とポイントを探る。


RFPの勘所 ベンダーマネジメントの基礎:第5回

「業務仕様書」運営&システム面の作成ルール

加賀 宝

RFPには記載が漏れた結果、後日大きなダメージをおよぼす項目が多い。第5回目となる今回は、運営、システム面で不可欠なドキュメントの内容とそのポイントについて解説。アウトソーシングを成功させるために不可欠なヒントをまとめる。


実態調査から探る! 「カスタマーエクスペリエンス実践」の課題と展望:第4回

お客様が望む“価値”を知る──
CX実践課題(3)「現場への展開と浸透」

川野克俊

カスタマーエクスペリエンスの実践では、「顧客への提供価値」がすべての顧客接点で認識され、オペレーションに反映されていることが理想だ。コンタクトセンターでは、オペレータの一人ひとりが“価値”を理解し、電話対応している状態にあたる。しかし、センター規模が大きくなるほど、その状態を作るのは困難になる。CXを現場へ展開・浸透させる方法について考察する。



2016年11月号 <連載/戦略>

$
0
0

戦略

どこまでできるの? はじめてのAI活用!:第4回

コミュニケータの入力作業が不要になる!?
音声認識+対話要約で後処理時間を削減

渡邊績央/神田晴彦

前回まで、コールセンターにおけるAI活用の基礎的な説明を行ってきた。今回は、AI活用の具体的例として、コミュニケータの「応対履歴を残す」という作業の効率化について考察する。顧客との対話を文字化し、必要な事柄を記録する。センター運営現場では、ぜひとも効率化したい業務だ。


サービスサイエンス活用のススメ 〜コンタクトセンターの存在価値を示す〜:第4回

サービスプロセスをモデル化し
現場でなすべき行動を明確化する

松井拓己

モノ作りと同様、サービスにも設計が必要だ。これがなければ組織的なサービス改革はなしえない。設計を通して、現場の価値ある経験知を組織の力に変えることもできる。具体的な設計手法のひとつである「サービスプロセスのモデル化」を取り上げる。


2016年11月号 <サービスのプロに聞く>

$
0
0

尾崎 浩司 氏

“本当に良いもの”に前例なし──
稀代のバーテンダーが説く心のサービス

南青山 バー・ラジオ
現役オーナー兼バーテンダー
尾崎 浩司 氏

Profile

1944年生。72年バー・ラジオ、86年セカンド・ラジオ、98年サード・ラジオをオープン。現在はサードの1店舗で営業中。華道小原流教授。茶道は裏千家・今日庵と、現在は武者小路千家・官休庵で勉強中。茶道の美意識を基に独学で、バーテンダーとしての現在のスタイルを作り上げた。

<コーナー解説>
店舗など、コールセンター以外を含めた接客やサービスのプロにその心構えやノウハウを聞きます。

2016年11月号 <ソリューション&サービス>

$
0
0

ソリューション & サービス

<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。

HRM支援ソリューション

適性診断、育成・戦力化、マインド管理──
“人財”を可視化する5社のサービス

労働力不足が深刻さを増している。いかに適性ある人材を採用し、スキルを見極めながら育成、戦力化するか、さらにマインド高く働き続けてもらうかは重要な課題だ。“経験と勘”に頼るのではなく、個々の適性・スキル・マインドを可視化し、科学的アプローチで“人財”を活かす5社のサービスをみる。

(1)採用
定着する人材特性を見極め
業務・職場とのマッチング図る

ネクストエデュケーションシンク
キューアンドエーワークス

(2)人事管理
静的・動的な情報を横串で管理
人事の“ビッグデータ活用”

プラスアルファ・コンサルティング

(3)マインド管理
ストレス度、モチベーション
“働く意欲”のマネジメント

リンクアンドモチベーション
アドバンテッジ リスク マネジメント

2016年11月号 <センター探訪>

$
0
0

センター探訪

人材開発本部アルバイト採用チーム コンシェルジュの松村弥永子氏(写真左)とコンシェルジュ責任者の日原好実氏

エー・ピーカンパニー

応募者にも会社にも“幸せな採用”を目指す
現場経験者ならではの緊張ほぐすトーク術

 言葉遣いに身だしなみ、面接官の雰囲気──。たとえアルバイトでも、面接に臨む応募者はさまざまな不安を抱くものだ。居酒屋チェーン「塚田農場」「四十八漁場」など195店舗を運営するエー・ピーカンパニーのコールセンターは、アルバイトの応募・問い合わせを受け付けている。主に、「求職者の不安解消」と「募集店舗とのマッチング」を担う。

 塚田農場といえば、宮崎、鹿児島、北海道の地鶏や野菜を使った料理に加え、フレンドリーな接客がウリだ。接客の手法は、従業員1人ひとりの自発的な工夫によって発案され、「お客様の期待を超えるサービス」として提供されている。そのため、採用の時点で、同社の店舗での仕事に「楽しさ」「やりがい」を見出せる人材かどうかの見極めが重要だ。コールセンターは、副社長の管轄下にあり、“どのような人材を採用するか”を重視していることがわかる。「お客様の喜びの基盤には、従業員の喜びがあります」と人材開発本部 アルバイト採用チーム コンシェルジュの日原好実氏は語る。

 コンシェルジュ7人のうち、5人は店舗勤務経験者だ。繁忙期には臨時で接客業務に入るため、各店舗の雰囲気は十分に把握している。求職者には希望店舗が「合わない」と感じたら、ほかの店舗や業種を案内することもある。応対スクリプトはほぼなく、ヒアリングはコンシェルジュの判断で展開している。「緊張しているようなら、まず不安の理由を聞き出すことから始めます」とコンシェルジュの松村弥永子氏。とくに学生は、社会人を相手に委縮していることが少なくない。やわらかい言葉遣いで、「初めはどんな仕事を任されるのか」などを具体的に伝えるよう努めている。応対時間は長くなるが、不安や疑問を残したままだと、“ドタキャン”も増える。採用効率を向上し、よりよい人材を確保するためには欠かせないプロセスだ。

センター探訪

センター探訪

元店舗スタッフがコンシェルジュとして採用受付を担当

センター探訪

社内のカフェで休憩

 

コールセンタージャパン 2016年11月号(10月20日発売)

$
0
0

表紙

特集

“補充できない時代”のセンター運営
パフォーマンス最大化
「20のチェックリスト」

Part.1 <チェックリスト>
人材教育だけで生産性は向上しない!
マネジメントが実践すべき4つの重点施策

Part.2 <ケーススタディ>
WFM、スキル管理、「平準化」教育
“限られたリソース”を活かす4社の工夫

三井ダイレクト損害保険/グローリーテクノ24/健康コミュニケーションズ/GMOメディア

詳細を見る

特集扉

第2特集

決定!
コンタクトセンター・アワード2016

ナレッジ、CTI、サポート支援ツール──
顧客/利用者視点の「IT活用」が高評価

詳細を見る

第2特集扉

特別企画

コールセンター/CRM
デモ&コンファレンス2016 in 東京 事前特集

詳細を見る

特別企画扉

戦略を学ぶ

インタビュー

ジュピターショップチャンネル
代表取締役社長
篠原 淳史 氏

“テレビ通販だけ”の時代は終焉!
業界最大手が仕掛けるオムニチャネル戦略

詳細を見る

篠原 淳史 氏


CS戦略

旅工房
コンシェルジュが提供する「おもてなし体験」

詳細を見る

トレンドをつかむ

Focus-Topics

現場発でもCXは向上できる!
ボトムアップ型NPS活用術

詳細を見る

Focus-CallCenter

ロイヤルティを高めるモニタリング
カスタマージャーニーマップを活用する(下)

インサイト 大西美佳

詳細を見る

5年後のコンタクトセンター研究会

カスタマー・エクスペリエンス分科会
CXへの関心度をアンケート調査
現状に見る4つの課題

──ISラボ 代表 渡部弘毅

詳細を見る

NEWS DIGEST/掲示板

伊予銀行/WOWOWコミュニケーションズ/日本ATM/アドバンスト・メディア/U-NEXTマーケティング/オウケイウェイヴ/テクマトリックス/日本ブレケケ/アイティフォー/東芝/KDDIエボルバ/ベルシステム24/イナゴ/TMJ/うるるBPO/IDC Japan

現場を知る

カイゼンの軌跡

ケンコー・トキナー
ベテランの経験・知識を全組織で共有
“回答不能”を減らしコールバックを断つ!

詳細を見る

サービスのプロに聞く

南青山 バー・ラジオ
現役オーナー兼バーテンダー
尾崎 浩司 氏

“本当に良いもの”に前例なし──
稀代のバーテンダーが説く心のサービス

詳細を見る

センター探訪

エー・ピーカンパニー(塚田農場運営)
応募者にも会社にも“幸せな採用”を目指す
現場経験者ならではの緊張ほぐすトーク術

詳細を見る

リーダー・オブ・ザ・イヤー 2015

NTTマーケティングアクト
福岡コンタクトセンタオペレーションマネジャー
外山 裕子 氏

誰が抜けても同じ品質、生産性──
スキル格差をなくすカイゼンを主導

詳細を見る

ITを知る

ソリューション&サービス

HRM支援ソリューション
適正診断、育成・戦力化、マインド管理──
“人財”を可視化する5社のサービス

詳細を見る

ITの選び方&使い方

日産自動車
PDCAサイクルの“速度”“範囲”を向上
VOCを即・可視化する「テキスト分析ツール」

詳細を見る

IT企業に聞く!

GNネットコムジャパン
日本のオフィス環境ならば“両耳タイプ”が効果的
ヘッドセットが作りだすオペレータの集中力

詳細を見る

New Products

エフコミュニケーションズ/バーチャレクス・コンサルティング/セールスフォース・ドットコム

データを捉える

DATA FILE by HDI-Japan

問い合わせ窓口格付け調査
──損害保険業界

詳細を見る

DATA FILE

2016年法人顧客向けテクニカル
サポートコールセンター満足度調査
──J.D. パワー アジア・パシフィック

詳細を見る

DATA FILE/今月の就業データ

就業形態/エリア(集積地)別
有効求人倍率推移(2016年8月)

詳細を見る

連載

実践

お客様の真意を聞き出す
『インタビュースキル』の磨き方:第5回(最終回)
窪田尚子

RFPの勘所
ベンダーマネジメントの基礎:第5回
加賀 宝

実態調査から探る!
「カスタマーエクスペリエンス実践」の
課題と展望:第4回
川野克俊

詳細を見る

戦略

どこまでできるの?
はじめてのAI活用!:第4回
渡邊績央/神田晴彦

サービスサイエンス活用のススメ
〜コンタクトセンターの
存在価値を示す〜:第4回
松井拓己

詳細を見る

コラム

市界良好:第55回
秋山紀郎

AfterCall〜電話の後で:第55回
長掛文子/松本洋奈

わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第21回
渡部弘毅

3 Minutes Lesson
毎日できるメンタル・ケア:第36回
奥 富美子

詳細を見る

マンガ

督促オペレータ奮闘記(46)
榎本まみ

詳細を見る

購読のお申込み

Viewing all 4205 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>