座学では得られない「変革力」
SVを育てる“アクティブ・ラーニング”
SVの業務やスキルは可視化や数値化が難しく、育成は容易ではない。とくに“チームビルディング”のスキル育成においては、SVの仕事ぶりを把握し、改善に導くことが困難だ。体験を通じ自らの課題に気が付くことで行動変革を促す「アクティブ・ラーニング」。SV育成に取り入れた事例を検証する。
チームのメンバー1人ひとりの力を最大限引き出し、総合的なパフォーマンスを高めるチームビルディングは、SVが果たすべき重要な役割のひとつだ。
SVのチームビルディング力を伸ばすトレーニングのひとつに、「アクティブ・ラーニング」がある。
知識を詰め込む机上研修と異なり、グループワークやディスカッションなどを通して思考させるタイプの学習方法で、自ら気づくことで学びの定着を促し、普段の行動を変えるきっかけにもなりうるトレーニング手法だ。
センターにSVを派遣しコンサルティングを行うサービスを展開するMe-Rise(ミライズ、東京都新宿区)では、このほど自社のSV教育のため、アクティブ・ラーニングをベースとしたトレーニングを実施した。
その具体的な手法と効果を検証する。
アクティビティに取り組むMe-RiseのSVたち