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ベルシステム24、「障がい者の運営によるカフェ」をオフィス内に開設

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 ベルシステム24ホールディングスは、多様な人材による多様な働き方の実現を目的としたSDGs並びに多様な人材の活躍機会を提供する「多様性プロジェクト」の新たな取り組みとして、コーヒーを通じたSDGsの実現を進めるミカフェート(東京都港区、川島良彰社長)のプロデュースのもと、ベルシステム24の本社オフィスラウンジにて、障がい者がコーヒーを抽出し、提供するカフェの開設および来客者への提供、社員へのコーヒーサービスを2月7日より開始した。

 カフェでは、ベルシステム24が進める「多様な人材が、安心して働ける環境創り」と「人」を中心に据えたSDGsの取り組みとして、ミカフェートの専門家からコーヒーの淹れ方を教わった障がい者従業員がコーヒーを抽出して提供する。使用するコーヒーは、タイの王室財団法人メーファールアン財団とミカフェートが実施する、タイ山岳地帯の貧困下にある少数民族の自活支援プロジェクトの一環で、アヘン生産をしていたケシ畑をコーヒー農園へ転作して作られた、社会的意義の高い高品質なコーヒー豆を選定した。ベルシステム24本社への来客者への提供や、オフィスフロアでのワゴン販売など、『障がい者がやりがいを持って従事できる業務の創出』を目指す。今回の取り組みは、異なる分野で業界をリードする両社が合流し、協同でさまざまな社会課題の解決を目指すといった新たな形の、新たな可能性を持ったSDGsの取り組みとなる。また、今回の取り組みを機に同社は、真に持続可能な世界を築くことを目的に環境問題に取り組む国際NGO「コンサベーション・インターナショナル(Conservation International)」が主催する、コーヒーを世界初の真に持続可能な農作物にするための呼びかけ「サステナブル・コーヒー・チャレンジ(Sustainable Coffee Challenge)」に参画する。

 ベルシステム24は、多様な人材が長期にわたり、楽しく、安心して働ける、「人に優しい職場環境の実現」を、同社の社会的責任であるとし、企業理念に掲げている。2018年11月に、人気チョコレートブランドの久遠チョコレートと連携し、障がい者によるチョコレート製造を開始した他、12月には契約社員の処遇改善を目的とした「新人事制度」の運用を開始するなど、さまざまな職場環境の整備を推進。同社の事業戦略と密接に結びついた「人」を中心としたCSRへの取り組みを加速することを目的に、今年1月より、事業戦略の策定、M&A、AI等の新技術導入などを担う「事業戦略部」内に「CSR推進室」設置し、事業戦略とCSR活動との統合を進めている。


 なお、ミカフェートは、上記メーファールアン財団と実施する「ドイトゥン開発プロジェクト」をはじめ、日本企業で初めて「サステナブル・コーヒー・チャレンジ」に参画するなど、生産国と消費国の架け橋となり、コーヒーを通じて持続的な社会の実現を目指している。現在、ミカフェートのコーヒーは、その高い品質から、GINZA SIXへの出店をはじめ、日本航空の機内での提供など、コーヒー愛好家より幅広い支持を得ている。

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