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NTTコミュニケーションズ、SaaS型人工知能の提供を開始

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NTTコミュニケーションズは、SaaS型人工知能(AI)「Communication Engine“COTOHA”(以下、COTOHA)」の提供を10月31日から開始した。さらに、アクセンチュア、クニエ、PwCコンサルティングの3社と販売および業務コンサルティングにおいて協業。AIを活用した戦略立案や業務見直し、導入のサポートも行う。

COTOHAは、NTTメディアインテリジェンス研究所が研究した日本語処理技術と、米IPsoftのAIエンジンを融合させたコミュニケーションエンジン。高度な日本語解析を特徴とする。
具体的には、「“千代田区”は“地名”で“東京都内”にある」などのメタ情報を含んだ単語データベースや、“てにをは”など係り受けの理解による文章判断、「申し込みたい」と「契約したい」など、同一の意味における表現のゆれを吸収。顧客の発話または入力テキストの意図を正確に把握し、適切なナレッジを抽出し回答することができる。また、予約の受け付けや請求書発行などの業務処理も自動化する。


COTOHAイメージ
「COTOHA」の利用イメージ

顧客の問い合わせに含まれる情報では問題解決ができないと判断した場合は、自発的に質問して不足している情報を補完する。さらに、エンドユーザーごとに対話内容を記録するため、「前回なにを購入したか」「どんな問い合わせをしたか」など、履歴を踏まえたうえでコミュニケーションをカスタマイズする。

ナレッジで回答できない内容の場合は、オペレータに自動でエスカレーションする。顧客とオペレータの対話も、COTOHAのデータベースに蓄積され、次回以降の応対に活かされる。

利用料金は、月額300万円~。コンサルティングは、個別見積り。

 

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