<コーナー解説>
店舗など、コールセンター以外を含めた接客やサービスのプロにその心構えやノウハウを聞きます。
令和のカリスマ販売員が伝える
SNSも店頭も接客は“まごころ”がすべて
rienda
(バロックジャパンリミテッド)
デジタルマネジメント
村岡 美里 さん
Profile
2012年バロックジャパンに入社、3年目でrienda天神コア店店長に就任。その後、バニッシュ・スタンダードが開催した「スタッフオブザイヤー2021」でグランプリとなった。現在、4月に発足予定の「デジタルマネジメント」に在籍している。
コロナ禍で拡大した巣ごもり需要。一方で、苦境に立たされている業種のひとつがアパレル産業だ。閉鎖を余儀なくされる店舗もあるなか、Instagramなどを活用したネット接客の拡大を図る動きが活発化している。
2021年8月、「日本一の店舗スタッフ」を決めるコンテスト「スタッフオブザイヤー2021」が開催された。初代グランプリとなったバロックジャパンリミテッドのブランド「rienda」の村岡美里さんだ。村岡さんは現在、4月に発足予定の「SNSマーケティング部(仮称)」準備室に在籍。スタッフの一人ひとりをインフルエンサーに育てる準備をすすめる。
インスタのフォロワー6万4000人を抱える村岡さんは、インスタでの販売成功の秘訣を「よくお聞きいただくのですが、実は店頭での接客とまったく同じです」と話す。店頭での接客が優秀なスタッフは、SNSの売り上げも大きいという。
カナメとなる“接客の良し悪し”を左右するポイントや、日頃のお客様やスタッフなどについての考え方を聞いた。