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2022年5月号 <センター探訪>

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対応にも余裕が出そうなセンター内部

対応にも余裕が出そうなセンター内部

堂々とした社屋

堂々とした社屋

カインズ カスタマーサービス部

地方センターで人材を集める鉄則
設備と制度で「働きがい」を高める!

 企業の知名度や事業規模、オフィス環境は、仕事のやる気に関係する。

 メディアに頻出し、堂々とした社屋を構えるホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市、高家正行代表取締役社長CEO)も、働く意欲をかき立てる企業のひとつ。地域に根差し、雇用や防災、環境など地元の課題解決にも注力する。

 本部にあるコンタクトセンターは、約50人のオペレータを抱える。2012年の本部移転とともに、群馬県高崎市から場所を移した。移転を理由に辞めたオペレータは少なく、いまもマイカーで通い続けている。カスタマーサービス部サービスサポートグループグループマネジャーの田島俊明氏は、「“カインズで働けてすごい”と言われるメンバーは結構いるようです」と話す。同社のような、誰もが知る全国区の企業で働けることは、誇りに感じられるのだろう。

 土地柄を理解した福利厚生も魅力だ。マイカー通勤のために駐車場を完備し、ガソリン代などの交通費も実質、全額を支給する。働く側にとっては、かなりの好待遇といえる。同部戦略企画マネジャーの中村康人氏も、「不自由なく車通勤ができることは、北関東ではかなり魅力的」と分析する。

 さらに、オペレータ全員の固定席やPCを用意。感染症対策として間隔を取った席の配置でゆとりが生まれ、応対に集中しやすい環境が整っている。

 急成長する同社は、DX化をはじめとしたセンター機能の強化も待ったなし。オペレーションの見直しや応対品質の向上と、現場のメンバーに求める要素は多く、業務難易度も高い。それでも会社、そしてセンターの持つ魅力が、メンバーのやる気を後押ししている。

広い駐車場でマイカー通勤もラクラク

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入退室のセキュリティもしっかり

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