<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。
SI取り扱い製品一覧
DX支援で新たなビジネスモデルを模索
「クラウド時代のSI」に問われる提案能力
クラウドファースト時代にSI各社はどうビジネスを展開するのか。従来の「導入時とリプレースで大きく、保守で長く、細く稼ぐ」というモデルから脱却すべく、「DX(デジタルトランスフォーメーション)支援」を主眼により高度な提案を志向している。
2021年のコールセンター/CRM関連のITソリューション市場は、クラウドシフトが一層、加速した。SIからも「これまでは“クラウドでも構わない”という感じだったが、昨年頃からクラウドを指定してくるケースが増えた」「リプレースに際して、アウトソーサーはオンプレミスで継続するケースがあるが、インハウスはほぼ100%、クラウドの提案を依頼してくる」という声が聞かれる。また、チャットボットなどのデジタルチャネルの強化、統合データ活用などのニーズも高い。
こうした市場動向を踏まえ、SI各社はクラウドソリューションのラインアップを強化。音声プラットフォーム以外にも、オムニチャネル、データ分析・活用ソリューションを提案し、「コンタクトセンターのDX」を支援する体制を整えている。
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