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日本交通、CTI活用で無線センターの呼量をコントロール

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日本交通(東京都千代田区、知識賢治社長)は、コムデザインのクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」をベースにした「脱・話中ソリューション」を無線センターに導入、タクシー配車コールにおける話中を削減した。

導入の背景は、突然の大雨・降雪時など「電話がつながらない時間帯(コールスパイク)」発生時の対応。話中のまま待たされる顧客の不満や、離脱による売上機会の損失を防ぐ手段を求めていた。


脱・話中ソリューションのイメージ
「脱・話中ソリューション」のイメージ


脱・話中ソリューションは、顧客が発信すると無線センターの電話システムに着信させる手前でクラウド上のCTIに接続する仕組み(図参照)。コールセンターの管理者は、管理コンソールから呼量の動きを把握。コールスパイクの兆候がみられた場合は、IVRで配車アプリ「全国タクシー」の紹介アナウンスを流し、SMS(ショートメッセージングサービス)でアプリのダウンロードページへ誘導する。アプリへの誘導を行うことで離脱を抑制し、配車数の増加につながったという。

初期費用は30万円~。利用料金は月額制。

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