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2018年12月号 <連載/実践>

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実践

顧客対応とマネジメントをラクにする! 「ソーシャルスタイル理論」の活用法:第2回

擬態/変容/標榜──
役割や目的でタイプは変化する

小池 武

人との関わり方は、生まれ持った性格によるだけではなく、役割や目的によって変えられるものだ。関係の深度によって態度を変えることもあれば、職業によって身につく癖で変化することもある。そうした“擬態”“変容”も踏まえたうえで、元々のタイプ、あるいは変化後のタイプに合ったコミュニケーションをとる。今回は、ソーシャルスタイル理論の応用的な活用方法を解説する。


いまさら聞けない『失敗しない求人方法』:第10回

SNS、リファラル──
求人媒体を使わない採用手法

神宅謙一郎

今回は「求人媒体を利用しない採用手法」に関してまとめる。有効求人倍率が過去に類を見ない数値になるなど、求人媒体の募集だけでは質・量ともに不十分になりつつあるからだ。最新のソーシャルメディアを使った手法と、ある意味では原点回帰といえる「リファラル手法」など、求人媒体以外の採用方法に関して紹介する。


出す側・受ける側“両方”から見る 失敗しないアウトソーサー活用術:第9回

業務終了を想定し協力的なキーマンを押さえる

栗田明欣

何らかの理由でベンダーとの契約を終了する場合でも、無事に業務終了(業務移管)するまで協力体制を崩さないことが重要だ。日常的な業務運用でキーマンを見つけておき、その時がくれば協力を要請する。最終的には別離があることが明確であっても業務をスムーズに終了・移管するために協力してもらうには、普段からの関係構築が必要になる。



2018年12月号 <連載/戦略>

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戦略

パラダイムシフトに備える! 進化するコールセンター・マネジメント:第3回

経営貢献型KPIの未設定、旗振り役の不在
「顧客志向経営」が掛け声だけになる理由

谷口 修

顧客志向を掲げつつも、経営と顧客接点部門の足並みはなかなか揃わない。その理由は、顧客満足が経営に貢献することを示す、合理的な指標がないためだ。コンタクトセンターは、顧客接点のあり方がロイヤルティと売り上げにいかに影響をおよぼすかを示したうえで、顧客接点を全方位的に再構築しロイヤルティを高めるための旗振り役を担う必要がある。

 

先進テクノロジーで実現する 未来志向のCXデザイン:第3回(最終回)

社会変化、顧客未来像からバックキャストする
これからのカスタマーサービス設計

柿沼知里/谷本俊樹(監修)

これからのコールセンター改革においては、カスタマー・エクスペリエンス(CX)実現のために先進テクノロジーを活用することが必須となる。また、先進テクノロジーを用いた改革では、現在の延長にある課題からではなく、次世代の消費者を取り巻く環境を思い描き、未来視点で新たな価値・サービスを提唱していく必要がある。最終回となる今回は、今後企業が取り組むべき“未来志向のカスタマーサービス”について解説する。

2018年12月号 <サービスのプロに聞く>

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梶原 浩介 さん

<コーナー解説>
店舗など、コールセンター以外を含めた接客やサービスのプロにその心構えやノウハウを聞きます。

旅への思いは人それぞれ
“顧客の期待”を認識して応える

えびす屋浅草
所長
梶原 浩介 さん

Profile

2005年から、小樽、京都、函館、湯布院などで車夫として人力車を引く。2009年に配属された湯布院では、当初、路上での声かけに対し観光協会から指導が入り、会員として認められなかったが、商工会青年部に所属し町内清掃や地域行事に参加。1年間の地域貢献活動を認められ、協会にも会員として迎えられた。2013年から現職。同業他社が多い浅草で、浅草俥夫連絡会を発足し会長を務めている。

 「人力車の梶棒が地面と平行になると、空飛ぶ絨毯のようにスーッと風を切って、お客様が心地よく乗れるんです」

 車夫歴13年の梶原浩介さんは、人力車を引くテクニックをこう説明する。日々、乗り心地を追求し、よく通るルートは、マンホールや道路の継ぎ目など揺れてしまうポイントを頭の中に叩き込んでいる。揺れが避けられないときは、トークで紛らわせ不快感が残らないよう工夫する。

 「目指すのは、顔を覚えてもらって、車夫との出会いが思い出のひとつになること」と話す梶原さん。自身にもまた、思い出深い顧客がいる。

 一人前になって初めて乗せた老夫婦だ。杖をついているご主人は足が悪いためあまり移動できず、バス旅行ではいつも駐車場の近くから離れることができなかった。人力車に乗り、さまざまな景色を眺め、匂いを感じることができたことをとても喜び、降りる頃には夫婦ともに涙を流していた。

 この経験から、旅への思いは人それぞれで、話を聞けば想像もしない答えがあることに気が付けた。

 「なぜ旅をするのか」という問いには、人の数だけ答えがある。出会うすべての顧客に、この問いを投げかけ、その人が求める思い出を作るため、日々人力車を引き続けている。

2018年12月号 <ソリューション&サービス>

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ソリューション & サービス

<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。

ビジュアルIVR

自己解決、チャット誘導──
“スマホの顧客体験”を向上する

電話、Webサイトの検索、チャット──。顧客とのコミュニケーション戦略を考えるうえで、スマートフォンの存在は絶対に無視できない。そこで、ガイダンスとフローをビジュアル化したビジュアルIVRを提案するベンダーが増えている。主要な製品・サービスを検証する。

 コールセンターに電話した顧客の不満は、オペレータの応対スキルよりも、IVR操作の手間や待ち時間の長さ、つながらないことに起因しているケースが多数を占める。こうした不満の解消策として、注目されているのが「ビジュアルIVR」だ。スマートフォン利用者を対象に、WebブラウザまたはアプリにIVRメニューを表示し、適切なオペレータに接続したり、FAQコンテンツに誘導し自己解決を促す。また、メール、チャット、チャットボットといっデジタルチャネルへの導線としての役割も期待されている。ビジュアルIVRの分類と選定のポイントを検証する。

図 ビジュアルIVRのアクセス方式の概要

図 ビジュアルIVRのアクセス方式の概要

※画像をクリックして拡大できます

記事内で取り上げているベンダー(掲載順)

NTTアドバンステクノロジ
NTTネオメイト
富士通
モバイルセレクト
トランスコスモス
KDDIエボルバ

2018年12月号 <特別企画>

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特別企画扉

コールセンター/CRM
テレマーケティング市場展望2018(後編)

新たな武器は「クラウド」「オムニチャネル」
高付加価値提案に挑む大手各社の戦略

チャット、チャットボット、LINE、RPA、音声認識──。ここ数年で実用化が相次いだITソリューションを武器に、クライアントに対して新たな付加価値を提案する動きが加速。主要各社は、独自開発、あるいはグループ企業とのシナジーによって提案力を強化しつつある。前号に引き続きキーマンへのインタビューをまとめるとともに、IT動向を検証する。

 2017年度のテレマーケティング市場は、大手企業を中心に売上高を伸ばしたことで、全体的には成長基調だった。雇用安定措置に関連した法改正や慢性的な人材不足を背景にアウトソーシング需要が伸びたことが、一因と考えられる。

 しかし、人材不足はアウトソーサーにとっても重要な課題だ。ITを使った業務効率化が必要になる。また、生活者の行動はデジタルシフトしており、クライアント企業もデジタルチャネルを介したサービス強化に乗り出している。当然ながらアウトソーサーもこの流れに対応していかねばならない。本誌では、テレマーケティング市場のIT動向をまとめた。

Keyman

人手不足はビジネスチャンス!
「AI×CXソリューション」で基盤強化を図る

NTTマーケティングアクト
代表取締役社長
横山 桂子 氏

3期連続の増収増益
伸長支えたボット&オムニチャネル対応

KDDIエボルバ
代表取締役執行役員副社長
佐藤 司 氏

提案型ビジネスに「原点回帰」
マーケティング会社として描く成長戦略

TMJ
代表取締役社長
丸山 英毅 氏

2018年12月号 <センター探訪>

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他部署とワンフロアでつながっているレイアウト

他部署とワンフロアでつながっているレイアウト

サポートセンターのメンバー

サポートセンターのメンバー

城南進学研究社

入塾の目的を聞き案内する
我が子を預ける信頼感を醸成

 “塾選び”もWebが起点となる時代だ。「子供を塾に通わせたい」と考える保護者は、まずポータルサービスのサイトから複数の学習塾の資料をまとめて請求する。その際、連絡先として電話番号を入力すると、それぞれの塾から電話がかかってくる。城南進学研究社のお客様サポートセンターも、アウトバウンドに力を入れている1社だ。

 「対象は小学1年生から高校卒業生まで幅広く、形態もスクールタイプや個別指導があり、入塾の目的は受験対策や成績向上、留学、資格取得など多様化しています。通うことで、どうなりたいのか。目的や目標を聞いたうえで、私たちの提供する授業がマッチするかどうか判断いただくための情報をご案内するよう心がけています」(マーケティング本部カスタマーサポート部お客様サポートセンター マネージャーの井上友紀氏)

 子供の進学や成績に悩む保護者に寄り添い、信頼関係を構築したうえで、各教場(塾)に“送客”する。このステップがあることで、教場での案内がスムーズになる。教場はもちろん、マーケティングや営業部門とも密に連携しており、保護者説明会や模擬試験なども適宜、案内している。

 資料請求のピークは春・夏・冬の長期休み前。それ以外は入電数が安定しているため、PBXやCTIを使わず一般的なオフィス電話で運用している。サポートセンターの回線が独立していないことから、アウトバウンド業務が集中したときは、インバウンドを他部署でも受けられるため放棄呼はゼロだ。

 教育事業は、少子化で競争がますます激しくなっている。サポートセンターは悩む保護者に寄り添う力を磨くことで、今後も多くの生徒の学力向上を支援していく方針だ。

入塾案内の資料

入塾案内の資料

オリジナルテキスト

オリジナルテキスト

教場での感謝の声を社内で共有

教場での感謝の声を社内で共有

2018年12月号 <わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす>

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わたちゃん

誤りがちなカスタマージャーニーマップのゴールと目的

ISラボ 代表 渡部弘毅

 新婚ほやほやの芸能人カップルが、「目標がかないました!」と幸せいっぱいの顔で記者会見しているニュースを見ると、「結婚を目標にしていると、そのうち別れるぞ!!」と思ってしまう、わたちゃんです。ちょっとヒガミも入っていますが。

 カスタマージャーニーとは、顧客が製品やサービスを認知して購入、さらに購入後に活用や運用し、商品のリピーターや推奨者になるまでを「顧客の旅」に捉えたプロセスのことです。その一連の行動や心理を時系列で可視化したものを「カスタマージャーニーマップ」と呼びます。カスタマージャーニーを明確化すると顧客志向の施策立案につながるため、昨今ではとくにマーケティン部門などで盛んに取り組まれています。

 しかしながら、カスタマージャーニーマップが絵にかいた餅になってしまい、具体的な業務改善の施策に展開されていないケースも見られます。社内のメンバーが集まり顧客視点で行動や心理を洗い出すことは有意義な活動ですが、具体的な施策に展開できていないのです。このままだと、素晴らしいコンセプトであるカスタマージャーニーは、ただの流行り言葉(バズワード)と化して、やがて消えていくことになりかねません。

 その要因はさまざまですが、取り組み目標が間違っているという根本的な原因のこともあります。

 カスタマ—ジャーニーは、顧客ライフサイクルを考慮しなくてはなりません。長期間で顧客視点に基づく価値ある施策を立案することが目的であり、目の前の購買につなげるための施策の立案手法ではないのです。つまり、顧客のロイヤルティを向上させるための施策を創造することが主目的です。しかしながら、カスタマージャーニーのセミナーや書籍を見ると、「カスタマージャーニーは購買に至るプロセス」と定義したかのような解説が多く見られます。つまり、需要を喚起し購買に至らしめるためのプロセスで、企業からどうアプローチしていくべきかといった、“ファネルマネジメント”に焦点が当たっています。こうした考えでは、従来のプロダクトアウト的な施策が中心となり、顧客体験を向上させるまでには至りません。

 言い換えれば、ロイヤルティを向上させる活動を最優先する、いわゆるロイヤルティファースト経営のための施策を立案する目的で取り組むことが重要です。コトラーのマーケティング4.0においてもこうした点が指摘され、マーケティングの重要指標を「購買」から「推奨」に変更すべきと指摘しています()。

 ということで、新婚うかれカップルには「これからの、ともに命が尽きるまでの長いジャーニーを考慮したライフプランを立案しなさい」と助言を送りましょう。旦那さんには「これから始まる修行と苦難のいばら道に耐えていくんだ!」とエールを送りましょう。

図 マーケティング4.0におけるカスタマージャーニー

図 マーケティング4.0におけるカスタマージャーニー

2018年12月号 <連載/コラム>

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コラム

市界良好:第80回

IVRを再考する

秋山紀郎

AfterCall~電話の後で:第80回

売り上げに直結しないCSは意味がない
顧客満足度を「パフォーマンス」と捉えるべき理由

長掛文子

3 Minutes Lesson 毎日できるメンタル・ケア:第61回

「拍手」を送って称賛を表そう

奥 富美子

わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第46回

誤りがちなカスタマージャーニーマップのゴールと目的

渡部弘毅



コールセンタージャパン 2018年12月号(11月20日発売)

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表紙

特 集 Special edition

創刊20年記念特集
コールセンターのパラダイムシフト

Part.1 <コールセンターの変化>
処理部門から「戦略拠点」へ
求められる“後追い型組織”からの脱却

Part.2 <座談会>
カスタマー・エクスペリエンスが変える
コールセンターの常識と生み出す「価値」

「5年後のコンタクトセンター研究会」リーダー:
ISラボ 渡部弘毅氏/CXMコンサルティング 秋山紀郎氏/富士ゼロックス 加賀 宝氏

詳細を見る

特集扉

特別企画 Special Contents

コールセンター/CRM
テレマーケティング市場展望
2018(後編)

新たな武器は「クラウド」「オムニチャネル」
高付加価値提案に挑む大手各社の戦略

詳細を見る

特別企画扉

第2特集 2nd Special edition

決定!
コンタクトセンター・アワード2018

CXを高め、人手不足にも対応する!
関心集めた「オムニチャネル&AI」活用

<最優秀部門賞>
明治安田生命保険/ヤフー/NTTコミュニケーションズ カスタマーズフロント/TMJ

<部門賞>
ベネッセコーポレーション/三井住友カード/サイバーエージェントAmebaCS室/ハウコム(パーソルワークスデザイン)

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第2特集扉

戦略を学ぶ Strategy

< インタビュー >

岡田経営戦略研究所
幸福価値創造コンサルタント
岡田 大士郎 氏

「育てる」よりも「育つ」環境づくり
“幸福働”の追求が人材育成の限界を超える

詳細を見る

岡田 大士郎 氏

< CS戦略 >

トクバイ
MAツールで「アクティブサポート」を実践

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トレンドをつかむ Trend

< FOCUS-CallCenter >

全道ブラックアウト!
改めて問われる「BCP」の弱点

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< FOCUS-Solution >

KPI、人材配置からボイスコマースまで
「感情の可視化」がもたらす新ビジネス

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< NEWS DIGEST/掲示板 >

静岡銀行/キタムラ/アドバンスト・メディア/日立ソリューションズ/アマゾン ウェブ サービス/リコノミカル/野村総合研究所/ビーウィズ/ベルシステム24/日本ATM/パーソル総合研究所/COC/アイ・ティ・アール/ガートナー ジャパン

現場を知る Site

< 事例研究 >

さくらインターネット
気軽に会えるテクニカルサポート
“型”にとらわれないオムニチャネル対応の実践

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< カイゼンの軌跡 >

JIMOS
FAQ、チャット、LINE──
効率化ではないWebサポートの活用法

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< サービスのプロに聞く >

えびす屋浅草
所長
梶原 浩介 さん

旅への思いは人それぞれ
“顧客の期待”を認識して応える

詳細を見る

< センター探訪 >

城南進学研究社
入塾の目的を聞き案内する
我が子を預ける信頼感を醸成

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ITを知る Information Technology

< ソリューション&サービス >

ビジュアルIVR
自己解決、チャット誘導──
“スマホの顧客体験”を向上する

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< ITの選び方&使い方 >

ビッグローブ
「スマホ時代のカスタマーサポート」再設計
ビジュアルIVRで電話とFAQの導線を創る

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< IT企業に聞く! >

FRONTEO
離職の段階的兆候を把握
AIを活かした定着率向上支援

詳細を見る

< 注目のソリューション >

コンタクトセンタープラットフォーム
OKI「CTstage 6Mi SP3」

詳細を見る

< New Products >

OKIソフトウェア/NTTテクノクロス/三菱インフォメーションシステムズ/ゼンハイザージャパン

データを捉える Data

< DATA FILE by HDI-Japan >

問い合わせ窓口格付け調査
──銀行業界

詳細を見る

< DATA FILE/今月の就業データ >

就業形態/エリア(集積地)別
有効求人倍率推移(2018年9月)

詳細を見る

連 載 Serialization

< 実践 >

顧客対応とマネジメントをラクにする!
「ソーシャルスタイル理論」の活用法:第2回
小池 武

いまさら聞けない
『失敗しない求人方法』:第10回
神宅謙一郎

出す側・受ける側“両方”から見る
失敗しないアウトソーサー活用術:第9回
栗田明欣

詳細を見る

< 戦略 >

パラダイムシフトに備える!
進化するコールセンター・マネジメント:第3回
谷口 修

先進テクノロジーで実現する
未来志向のCXデザイン:第3回(最終回)
柿沼知里/谷本俊樹(監修)

詳細を見る

< コラム >

市界良好:第80回
秋山紀郎

AfterCall〜電話の後で:第80回
長掛文子

3 Minutes Lesson
毎日できるメンタル・ケア:第61回
奥 富美子

わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第46回
渡部弘毅

詳細を見る

< マンガ >

督促オペレータ奮闘記(71)
榎本まみ

詳細を見る

編集部からのお知らせ

< Book Review >

世界一速い問題解決

世界一速い問題解決

寺下 薫 著

購読のお申込み

2019年03月26日(火)#コールセンターの業務設計講座~リソースマネジメント編

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リソース設計、ワークロード(業務量)の予測と適切なワークフォース(人員数)の算出のノウハウを学びます
東京
https://www2.ric.co.jp/cgi-bin/seminar/cjt2019.cgi
開催予定
2019年3月26日(火)10:00~17:00
申し込みはこちら


講座カテゴリ   
マネジメント

対象  
センター長、マネージャー、スーパーバイザー、あるいは運営企画や人員計画、業績予測、KPI管理の担当者など、コールセンターを運営・管理するポジションの方。とくに次のようなかたにおススメです。
・最近コールセンターの運営を担う仕事についた
・コール数の予測やエージェント数算出の精度を高めたい
・リソース・マネジメントについて体系的に学んだことがない
・自己流、あるいは勘と経験に頼った運営をしている
・経営陣に予算や増員を説得する材料が欲しい

※    2015年より内容を大幅にリニューアルしていますので、2014年以前に本講座の受講経験がある方も新しい知識が得られます

講座概要
コールセンターのすべての活動の起点となる業務量の予測と人員計画、つまりリソース・マネジメント(=ワークフォース・マネジメント)は、すべてのセンター運営管理者にとって最も優先すべき必須の課題です。

その基礎知識から専門ノウハウに至るまでを、インバウンドを中心にアウトバウンドやメールなど電話以外のコンタクトも含めて詳細に解説します。業種や規模を問わず、すべてのセンターに必須の知識や方法論を、誰もが簡単に使える計算ツールなどを使いながらわかりやすく説明します。

即使える具体的な方法論に徹底的にフォーカスした、まさに実践的な講座です。


期待できる効果
・科学的なセンター運営の知識や方法論を習得できる
・自己流から脱し世界標準の洗練されたセンター運営を実現できる
・講座で使用したツールが提供されるので、学んだことを自社で即実践できる
・正確な予測、適切な人員計画が可能となり、センター運営が格段に向上する
・リソース・マネジメント業務自体の効率化とレベルアップが図られ仕事が楽になる
・経営陣との数字による具体的な交渉が可能となり増員や予算獲得に成功する


プログラム
序 コールセンターのワークフォース・マネジメント
   ・ワークフォース・マネジメントが必要な7つの理由

(1) データを収集し検証する
   ・ヒストリカル・データとビジネス・ドライバー

(2) 業務量を予測する
   ・業務量予測の3つの手法
   ・時系列分析をマスターしてコール数と着信パターンを予測する


(3)サービスレベルや効率性の目標を設定する
  ・サービスレベルを正しく理解する
  ・サービスレベルの目標を設定しコントロールする
  ・効率性(平均処理時間)の目標を設定する


(4)必要なエージェント数を算出する
  ・ベース・エージェントとトータル・エージェント
  ・アーラン・モデルを駆使してエージェント数を設計する


(5)戦略的なスタッフィングを策定する
  ・シュリンケージを戦略的に設定する
  ・サービス、効率性、コストとのトレードオフを検討し意思決定する


(6)ノン・フォーン・コンタクトのエージェント数を算出する
  ・サービスレベル・コンタクトとレスポンスタイム・コンタクト
  ・原単位アプローチによるエージェント数の算出     


(7)アウトバウンドのエージェント数を算出する
  ・アウトバウンドの処理時間とコンタクト・パターンを解剖する
  ・アウトバウンドのエージェント数を算出する


※アウトバウンドについては別途開催の「コールセンターの業務設計講座~アウトバウンド編~」でさらに幅広く解説します

※上記内容は予告なく変更することがあります


※講座概要はこちら。

業務設計講座リソースマネジメント編_フライヤー_v9.0.pdf
 

b_特典

1. ワークフォース・マネジメント・ワークシート(20種類以上)
コール数予測やエージェント数算出など計算フォームやワークシートなどのExcelファイルです。講座で学んだことを自社で即実践できます

2.受講者専用のWebサイトで継続サポート
「コールセンターの教科書プロジェクト」のWebサイト内の受講者専用サポート・ページで、受講後も継続的に更新情報の提供などが受けられます

※上記内容は予告なく変更することがあります

定員 
30名

価格
37,800円(昼食付、税込)

講師プロフィール 


 
コールセンターの教科書プロジェクト 主宰/ひるぎワークス 代表
熊澤伸宏


1988年ダイヤモンドクレジット(DCカード)に国内での先駆けとなるテレマーケティングセンターを設立。1989年よりアメリカン・エキスプレスのテレマーケティング・マネージャーとし世界中のコールセンターのベンチマークとして支持される先進のセンター運営を学ぶとともに、日本におけるテレマーケティング・ビジネスを構築。その後、通販、IT、通信、金融、製薬など計8社15センターの立ち上げ・再構築・運営に従事。2001年より勤務のグラクソ・スミスクラインでは国内有数の高品質なコールセンターとして高い評価を集め、経営貢献、品質管理、オフィス環境、応対品質など各分野のアワードやコンテストなどで多数受賞。センター運営に関する知識、経験、業績のいずれも他に抜きんでた業界の第一人者。現在はセンター管理者のコーチングやマネジメントの研修・コンサルティングをおこなう。専門誌紙の記事・連載や講演・セミナー講師など多数。コールセンターの構築から日々に運営管理までを網羅的かつ詳細に解説した『コールセンター・マネジメントの教科書』を2018年5月に発刊。


受講の様子 

  


受講者の声  
 
「標準的なKPIの設定の仕方が理解できた」
「他業種の方と問題意識を共有できたことは面白かった」
「アメリカの本場の情報や動向などとても勉強になりました」

 

2019年03月26日(火)#SV育成講座・基礎編

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SVに必要な基本的資質を磨きます
東京
https://www2.ric.co.jp/cgi-bin/seminar/cjt2019.cgi

開催予定 
2019年3月26日(火)10:00~17:00
申し込みはこちら

講座カテゴリ   
人材管理

対象  
新人SV(経験3年以内)、SV候補の方、SV育成担当者

講座概要
 
本講座ではまず、
・一般的にどのような業務がコールセンターでは必要なのか
・自センターの状況を踏まえ、自身に期待されていることは何か
・他センターのSVの職務はどのようなものがあるか
などのステップを踏んで、自センターでのSV職務を精緻化します。
 
次にコミュニケータの育成とKPI管理を学びます。
どのようにコミュニケータと接すれば信頼につながるのか、モチベーションを下げずに育成できるのか、具体的な事例をもとに学びます。
また、KPI管理では応答率を例に取り、改善策(打ち手)を考えます。
 
最後に、SVという管理者として相応しい言動ができるよう、組織人としての心構えや考え方を理解した上で、あらためて目指すべきSV像を明確にします。

プログラム

第1章 スーパーバイザー(SV)という仕事

(1)SVはコールセンターのカナメ
(2)SVの職務定義書
(3)コールセンター運営に必要な機能とは
   【グループディスカッション】 私の職務定義書を作成する

第2章 コミュニケータとの信頼関係を築く

(1)はじめは声掛け
(2)コミュニケータと積極的に関わる 
   【エクササイズ】プラスのストローク
(3)手上げ対応力に磨きをかける

第3章 SVの二大基本業務~KPI管理とコミュニケータの育成

(1)重要なKPI管理
(2)KPI数値を使ってのマネジメント
   【ミニエクササイズ】 応答率の向上
(3)コミュニケータの育成
(4)モチベーションを下げない育成指導のコツポイント

​   【グループディスカッション】 育成の成功談・失敗談

第4章 マネージメントサイドに立つ

(1)SVの立ち位置~中間管理職
(2)私が目指したいSV像
  【ワーク】SVとしての行動宣言!
 

b_特典

先輩SVが語る「新人SVが必ず通る道~友人コミュニケーへの接し方、先輩コミュニケータへの指導の仕方」

定員 
24名

価格
37,800円(昼食付、税込み)

講師プロフィール 

 
ラーニングイット
代表
河合晴代


サンダーバード大学院MBA取得。大手テレマーケティングエージェンシーにて、米カタログ通販会社の国内事業立ち上げおよびセンター拡大にセンターマネージャーとして携わり、コールセンターの品質・効率の両立を実現。センター開設や運営改善コンサルティングに携わった後、社内教育機関で研修の企画・開発・実施を担当。2011年、㈱ラーニングイットを設立。

※この講師のコラム


受講の様子 
   

 
受講者の声
 
「SV業務とは一体何をするのか?と今まで疑問でしたが、学んだ内容を今の現状にあてはめて、早速作ってみようと思いました」

「基本的に社会人として忘れてはいけないことが、実際にはできていなかったと反省。これからは意識して行動を変えていきます」

「すぐにできて非常に効果がありそうなテクニックを学べました。すぐに現場で実践します!」

「コミュニケータさんがSVのおかげで毎日楽しく成長できる、と思ってもらえるように頑張ります!」

「今後はマネージメント力をつけて、上司の目線でセンター全体を見るようにしていきたいです。」

「SVの役割について理解できた」

「ほめて育てる、声をかけるという“プラスのストロークの法則”は職場でも家庭でも大事だと思いました。SVの職務の明文化もすぐにとりかかりたいです」

2019年03月26日(火)#オペレータの早期離職を防ぐ!採用&新人研修構築講座

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離職者ゼロを目指す採用育成法を学びます
東京
https://www2.ric.co.jp/cgi-bin/seminar/cjt2019.cgi
開催予定 
2019年3月26日(火)10:00~17:00
申し込みはこちら

講座カテゴリ   
人材管理 

対象  
センター長、マネージャー、SV、トレーナー

講座概要
「せっかく採用したのに初期研修の離脱者が多い」「採用レベルの低下でトレーナーが疲弊している」「デビューさせても、なかなか独り立ちできない」――こうした状況を嘆いていても始まりません。
離職者ゼロ!を実現する、採用&トレーニングの手法をわかりやすく解説します。


プログラム
①人材育成は採用からスタート

②採用の事前準備

③「ここで働きたい!」と思わせる採用面接【ロールプレイ】

④大切な人材の受け入れ準備

⑤育てる為の研修プログラム【ワーク】

⑥トレーニング側と現場受け入れ側の協力体制

⑦トレーナーに必須の心技体を学ぶ【ワーク】


 

b_特典

教育制度の管理文書テンプレート

定員 
30名

価格
37,800円(昼食付、税込)

講師プロフィール 
 
 
カルディアクロス
和泉祐子


1994年、米国企業のインターンシップでテレマーケティングと出会う。
以後テレマーケティングエージェンシーを皮切りに、アパレル通販、オフィス文具、医療機器等の外資企業でセンター長を歴任。
アワード受賞や表彰など、業界でも屈指の優良センターを築く。
独自のセンターマネジメント手法が評判を呼び、在職20年で約2,200人の見学・聴講者を受け入れた実績を持つ。
2015年「自分が育ったコンタクトセンター業界への恩返し」を志して独立。
過去の実績を紐解き、志・理論・スキルに落とし込んだ講演・研修を行うなど、次世代の育成に力を注いでいる。

2019年の研修プログラムの受付を一部開始しました

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2019年に東京福岡にて開催予定の「RICコールセンターキャンパス実践研修講座」の申し込みを開始しました。
2019年5月28日~30日に開催予定の大阪のプログラムは、2019年2月下旬に公開予定です。
センター長、マネージャー、SV向けの実践的なプログラムです。
コアマネジメントを担う人材のスキルアップにぜひお役立てください。

 
開催日講座名開催地受付状況
2019年 3月26日SV育成講座・基礎編東京受付中
2019年 3月26日コールセンターの業務設計講座~リソースマネジメント編東京受付中
2019年 3月26日NEW!オペレータの早期離職を防ぐ!採用&新人研修構築講座東京受付中
2019年 3月27日コンタクトセンターマネジメント講座・入門編東京受付中
2019年 3月27日オペレーターのための電話応対基本スキル研修東京受付中
2019年 3月27日実践!使えるFAQ構築講座~設計編東京受付中
2019年 3月27日実践!使えるFAQ構築講座~作成編東京受付中
2019年 4月10日品質向上のための“処方箋”を学ぶ モニタリング&フィードバック講座福岡受付中
2019年 4月10日SV育成講座・実践編福岡受付中
2019年 4月10日クレーム組織対応講座~加熱する異常クレームからセンターを守る福岡受付中
2019年 4月10日戦略的コンタクトセンター経営塾~次世代マネジメント手法を学ぶ~福岡受付中
2019年 6月13日品質担当者育成講座~5年後に求められる電話応対~東京受付中
2019年 6月13日業務改善のためのRPA導入設計講座東京受付中
2019年 6月13日「ソーシャルスタイル理論」から学ぶ顧客タイプ別コミュニケーション講座東京受付中
2019年 6月14日NEW!品質管理講座~メール/チャット編東京受付中
2019年 6月14日実践!チャットボット導入設計講座東京受付中
2019年 6月14日SV育成講座・実践編東京受付中

【トレンド】クラウド型コンタクトセンタープラットフォーム

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Trend

[トレンド]クラウド型コンタクトセンタープラットフォーム

26社31製品にみる「価格」と「価値」
最大の選定ポイントは“将来像”

クラウド型コンタクトセンタープラットフォームは、もはや“中小規模センター向け”のソリューションではない。大手金融機関やそれらをクライアントに持つテレマーケティング会社などが積極的に採用、今や主流を形成しつつある。26社31製品の対応チャネルや提供機能から、選定のポイントを検証する。

クラウド型コンタクトセンタープラットフォーム

標準機能として、社内の電話ネットワークにコールを接続する「PBX(構内電話交換機)」、あらかじめ設定してルールに従ってコールをオペレータに振り分ける「ACD(自動コール分配機能)」、電話と顧客情報システムを接続する「CTI」、マネジメントするためのデータを収集する「レポーティング」を有し、クラウド上で機能を提供するものを指す。

 「初期導入費の抑制」「導入期間の短縮」「柔軟性/拡張性」「保守体制が不要」。これらは、オンプレミスシステム(以下オンプレミス)と比較した際のクラウドサービスの導入メリットとして挙げられる。

 顧客接点のトレンドの変化の激しさを背景に、コンタクトセンタープラットフォームの新規導入やリプレースにおいても、クラウドのメリットに着目し、検討する企業が増えている。「コールセンター白書2018」(コールセンタージャパン編集部・編)のセンター運営企業を対象に実施した実態調査(アンケート)でも、「採用・検討したクラウドソリューション」の設問に対し、回答企業の57.6%が「PBXやCTIなど基盤システムの機能」と回答している()。これまで情報セキュリティの観点から、やや消極的な姿勢だった銀行や証券会社などの金融大手の大規模センターでも採用が進んでいるようだ。

図 採用・検討したクラウドソリューション(複数回答あり)

図 採用・検討したクラウドソリューション(複数回答あり)

出典:「コールセンター白書2018」

数千円から数万円 料金に見合う価値の訴求

 主要各社が提供するクラウド型コンタクトセンタープラットフォームを表にまとめた。

 なお、表は、2018年11月15日、16日に開催する「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス」の出展企業を対象にアンケートを実施、回答に基づいて編集・作成した。

 利用料金は、席数ベースで“数千円から数万円”とかなり幅広く、対応チャネルや提供機能も異なる。ひところ過熱ぎみだった価格競争は落ち着き、「利用料金に見合う“価値”の提供」へと競争軸が変化していると考えられる。自社が実現したいカスタマーサポートとのミスマッチを起こさないよう、将来性も含めた検討が必要だ。

 選定の重要なポイントは、(1)対応チャネル、(2)ACD機能、(3)アウトバウンド、(4)対応回線、(5)レポーティングの5つ。

 (1)対応チャネルは、オムニチャネル化など、将来的な拡充の可能性も含めて精査すべきだ。なお、「電話(音声通話)」に特化したサービスでも、パートナー製品との連携で補完できることが多いが、データのリアルタイム共有による応対時のメリットを考えると、1つのインタフェースで完結できることを視野に入れた方がよさそうだ。

 (2)ACD機能は、センターの規模や業務の数(スキルセット数)によって適するルーティング手法が異なるため、やはり将来的な規模拡張を見据えて計画すべきだ。一般的にオペレータの人数が多く、スキルセット数が多岐にわたる場合は、スキルに優先順位を設定できるスキルベース・ルーティングが求められる。さらに、製品やサービスを継続的に利用しているロイヤル顧客を優先着信させるには、データベース・ルーティングが必要だ。一方、単一業務のセンターであれば、待機時間の長いオペレータに順番に接続する「待機時間優先(ロンゲスト・ウエイト)」があれば十分に対応といえる。さらに、これらのルーティングを電話以外のチャネルに適用する「マルチチャネルACD」を訴求するベンダーもある。

 (3)アウトバウンドは、従来のテレマーケティング業務で大量発信が求められる場合は、業務効率の観点からプログレッシブ・ダイヤラーあるいはプレディクティブ・ダイヤラーを要件とすべきだ。フォローコールなど、ロイヤルティ醸成を目的とする場合は、プレビュー(クリック・トゥ・コール)で、1人ずつ架電できれば十分だ。

 (4)対応回線は、リプレースの場合に最も重視すべきポイントだ。既存の回線に対応していない場合、追加開発またはキャリア(電話番号)の変更リスクが伴う。

 (5)レポーティングは、各社とも提供しているため、表には掲載していないが、放棄呼の発生件数やオペレータ別のコール処理件数など、「センターの状態」を可視化し、KPIマネジメントを実施するうえで欠かせない。サービスによって収集できるデータや統計情報、あるいはKPIの定義が異なることも多いため、詳細は確認が不可欠だ。カスタマイズでどこまでカバーできるのか、ベンダーとの慎重な協議を要する。

顧客との関係を守る 音声とセキュリティ

 このほか、選定に占めるウエイトは低くなったものの、「信頼性」も判断機軸の1つに挙げられる。これは、主に「音声」「セキュリティ」に対するもの。音声は、ネットワーク環境に依存して遅延や途切れを抑制する対策が講じられているかを確認すべきだ。例えば、高品質VoIP技術を利用した音声信号処理ソフトウエアライブラリを用意しているベンダーもある。セキュリティについては、グローバルレベルでの情報セキュリティの厳格化による影響が大きい。自社のプライバシーポリシーと照合し、PCI DSS(クレジットカード業界のセキュリティ基準)や、クラウド提供事業者としてプライバシーマークなど公的な認証取得の有無を確認したい。

 これらの要素を踏まえて選定したサービスは、顧客との関係を築くための強固な基盤となるはずだ。

主要製品一覧

「○」は標準で提供、「△」はオプションで提供可、「─」は提供なし
ACDのファーストイン・ファーストアウトは、アウトバウンド特化型を除くすべてのシステムで適用できるため、基本的に表に記載しない

主要製品一覧-1

主要製品一覧-2

主要製品一覧-3

主要製品一覧のPDFはこちら

この記事は月刊「コールセンタージャパン」2018年11月号に掲載されました。
掲載内容は発行当時のもので、変更されている場合がありますことをご了承ください。

コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2018in東京、5年後のコンタクトセンター研究会リーダーズセッション/マネジメント分科会の資料を公開

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11月15日(木)、16日(金)に開催した「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2018in東京」は、過去最高の来場者数を記録しました。

15日に開催した「5年後のコンタクトセンター研究会」のリーダーズセッションおよびマネジメント分科会の投影資料を公開いたします。

<リーダーズセッション>
リーダーズセッション.pdf

<マネジメント分科会>
マネジメント分科会.pdf

ディノス・セシールとHmcomm、AI活用した電話での自動受注システムを共同開発

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通信販売大手のディノス・セシール(東京都中野区、石川順一社長)は、ITベンチャーのHmcomm(東京都港区、三本幸司社長)と共同で通販コールセンター向けの自動応答受注システムの開発に着手する。

同システムは、AIとの自然会話によって電話受注を受付・完了する機能を提供する。具体的には、ディノス・セシールが長年のコールセンター運営で培ったノウハウ・経験・データなどを提供、Hmcommが開発したAI音声認識コンタクトセンターシステム「VContact」に集中呼対応のために自動応答機能を搭載する。最終的にはAIが顧客との自然会話によって通販受注を受付・完了することを目指す(画面参照、クリックで拡大)。

テレビ通販はオンエア直後、カタログ通販はカタログ発送直後にコールが集中し、「つながりにくい」状況が発生、大きなビジネスロスを招くことが、通販コールセンターにおける長年の課題とされている。多くの通販企業はWebに注文チャネルをシフトすることで課題解決を図っているが、同社では「電話利用のニーズは一定数存在する。今回のシステムは、呼量集中時でもストレスのない電話受注環境が整備でき、さらに24時間365日の対応が可能となることで顧客の利便性向上や、コミュニケーターの人員計画などにおける、コールセンター運営の効率化も図ることはできる」としている。

自動応答に必要な会話の設計を、現場での経験豊富なディノス・セシールが担い、テストも同社のセンターで実践できる点は大きなメリットといえる。2019年春の稼働開始を目指す。

レオパレス、社内電話応対コンクールを開催

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レオパレスは、賃貸事業部(センター・パートナー営業統括部 法人営業統括部)における電話応対品質と接客能力の向上を狙い、社内電話応対コンクールを開催した。

仙台、名古屋、大阪、福岡、首都圏の5会場で予選会を行い、160名が参加。うち、23名が選抜され、全国大会に進出した。

全国大会では、制限時間3分間で賃貸物件を探している顧客に対するアウトバウンドのロールプレイングを実施。事前に聞いている希望条件にかなう部屋を提案し、次のアクションをとるまでの一連のトークを評価する。
審査項目は、①最初の印象、②基本応対スキル、③コミュニケーションスキル、④情報・サービスの提供、⑤最後の印象、⑥顧客満足評価、⑦営業面でスコアリングし、成績上位6名を表彰した(写真)。

1位に輝いた賃貸事業部センター・パートナー営業統括本部 北陸営業部 高岡支店 工藤 優佳氏は、「昨年、社内電話応対コンクール全国大会に出場した際は2位だったので、今年も出場する機会を与えて頂き、今年こそは優勝したいという気持ちで頑張りました。結果、優勝することができて非常に嬉しいです」と話した。

同社の専務執行役員 賃貸事業部長 大石 基善氏は、大会開催について「電話応対によりお客様に好印象を与えることは、顧客満足度の向上、さらには企業の信頼を高め会社の利益向上へとつながる。社内電話応対コンクールで学んだことを生かし、自分自身のスキルアップと共に他の社員の模範になるよう成長していただきたい」とメッセージを寄せた。


入賞した6名

日本ATM、第12回社内応対コンテストを開催

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 日本ATMは、第12回となる社内応対コンテストを開催した。これは同社が受託するすべての金融機関(銀行)の業務チーム(お客様窓口)の応対品質標準化と向上を目的とし、その応対レベルを競うもの。全国41チーム(約1500名)から代表者を選出。予選を通過した上位10名が決勝に臨んだ。
 
 決勝では、競技者はキラリ銀行ATM監視センターのアカツカ氏となり、ATMに来店した男性客から操作の不明点について問い合わせを受ける。話を聞くと、カードローンの返済をしたいが全額を振り込めないという。調べてみると、そのATMでは硬貨が扱えないため、男性客の要望に応えることができない。そこで別の方法を案内するのだが――。審査では、男性客が言葉にしない心情を汲み取って適切に案内できるかが問われた。

 優勝したのは、カード紛失共同受付センターチームの長窪明子さん。顧客心情を捉え寄り添った案内で勝利に輝いた。

★長窪明子さんの言葉
――優勝コメントを
長窪さん 信じられない気持ちでいっぱいです。普段はカード紛失受付専門のセンターに勤務しており、ATMからかかってくる電話は受けたことがありません。事情がわからない部分もあり、辛いなと思っていましたが、何とか対応できました。
――普段の業務と違うようですが、決勝までに取り組んだことは
長窪さん テーマとして「お金を“入れたい”ができない」というお客様への対応ということは聞いていました。そこで「お金を振り込めない」とは、ATMの現場ではどういうことなのか、いただいた資料と突き合わせながら色んなケースを想定しました。そのうえでロールプレイのシナリオを5~6パターン書き出し、サポーターと一緒に読み上げながら、(制限時間である)3分以内に入るかを検討しました。また「隠されたテーマ」が大事という話もあり、どこが隠されているのか、かなり試行錯誤しました。その結果、3分ではあまり隠せないだろうという結論に至り、お客様が何かご不満そうな声を出されたら、「何かお困りですか」と声がけしようと、昨日(決勝の前日)の朝に決めました。
――その予想が当たったということですね
長窪さん 普段はやっていない業務なので相当に準備をしていかないと無理だと思っていました。いろいろとシミュレーションしながら、サポーターからのアドバイスもあり、お客様のご不満の声を捉えられたことが勝因につながったと思います。
――職場のチームメンバーに一言
長窪さん まさかと思いましたが、お陰様で賞を取らせていただきました。今後、当チームから来年また決勝に出られるように還元していきたいと思います。
――今回の経験をどう活かしますか
長窪さん 普段は、グループリーダーとして新人オペレータの研修にもあたっていますので、お客様がお困りの時はこちらから声をかけてみようといった指導ができるようになればと思います。

★サポーターの軍司博之さんの言葉
 「本戦に出場される皆さんの実力は本当に紙一重の差だったと思います。やはり、お客様のご不満の声に気づき、対応できたことが大きな勝因だったと感じています。後は普段どおりの実力を出せるように落ち着いて対応できることを第一に考えてサポートしました。優勝、ありがとうございます」


日本ATMの中野 裕社長(左)と、優勝した長窪明子さん(中)、サポーターの軍司博之さん(右)


ファイナリストと審査員が一堂に会して

NTTコミュニケーションズ、AIとRPAを組み合わせた「コンタクトセンターDXソリューション」を提供

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NTTコミュニケーションズは、対話型AI(人工知能)エンジンとRPA(Robotic Process Automation)を組み合わせた「コンタクトセンターDXソリューション」の提供を12月1日から開始する。

提供の背景は、人材不足による応対品質の維持が難しくなりつつあることにある。同社は、顧客のデジタルトランスフォーメーションを支援する「DX Enabler」として、テクノロジー活用で定型化が可能な応対を自動化することにより、オペレータはクレームや相談といった定型化が難しくホスピタリティが求められる応対に集中できる環境を提供したい考え。

コンタクトセンターDXソリューションは、バックオフィスも含めた電話応対の自動化を実現する。音声認識、AI、音声合成、RPAをモジュール化して提供。問い合わせや商品受注、発送確認、督促など、業務内容に応じて組み合わせられる。あわせて、同社が蓄積したノウハウを活かした導入コンサルティングやAIのチューニング、システム運用も一貫して請け負うという。運用開始後も適切なチューニングを施せることで、継続的な精度向上が可能。


ソリューションイメージ
「コンタクトセンターDXソリューション」の提供イメージ(クリックで拡大)


すでに、同社のコンシューマ向け格安スマホ・格安SIM「OCNモバイルONE」のコンタクトセンタで活用を開始。日次チューニングを実施した結果、1.5カ月で回答精度は90%超を達成した。現在は、回答対象サービスを拡張を図っている。このほか、ECサイト運営事業者の電話注文の自動化や飲食店の予約内容のリマインド通知など、幅広いユースケースを想定し、実証実験を進めている。

自動音声応答のデモ画面
「OCNモバイルONE」のコンタクトセンタにおける自動音声応答のデモ画面(クリックで拡大)

通販受注のデモ通販受注のデモ②2
「通販の電話受注業務自動化」のデモ画面。顧客の発話を復唱することにより誤認識を防ぐ(画面左)。
RPAで顧客情報の検索を行う(同右、クリックで拡大)



なお、各モジュールは、対話型自然言語解析AIエンジン「“COTOHA Virtual Assistant”」やRPA「WinActor」など基本的にはNTTグループ製システム/サービスだが、要件に応じてマルチベンダー対応。

価格は個別見積り。





 

千趣会、ベルメゾンのコールセンターでLINE通話/チャットを開始

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通信販売大手の千趣会(大阪市、梶原健司社長)は、運営するベルメゾンで、LINEが提供する法人向けカスタマーサービスを導入した。

ベルメゾンのコールセンターが、LINE介して無料通話やAI/有人によるチャット対応を実践する。具体的なサービス概要は次の通り。


(1)LINEの無料通話を活用した電話サポート
ベルメゾンコールセンターでは従来から、固定電話はフリーダイヤル、スマートフォなどの等携帯端末からは、有料のナビダイヤルで対応している。いまや国内7800万人以上が利用するコミュニケーションツールとなったLINE無料通話機能を使うことで利便性向上が期待できる。商品配送に関する問い合わせや注文も受け付けるため、顧客は、通話料金を気にすることなくカタログを見ながら気軽に注文可能となる(10時から22時40分まで対応)。


(2)チャットサポートの開始
オペレータによるチャット対応およびAI(人工知能)を搭載した自動応答(チャットボット)がLINEのトーク画面で利用可能となる。「パスワードの再設定」「お届け状況を知りたい」「サイズ交換の方法」などのよくある質問や問い合わせにはAIで対応。「不良品だった」などの用件にはAIからオペレーターへ連携する。

また、同時に『LINEログイン』も導入する。LINEログインは、ベルメゾン会員番号とLINEアカウントの連携機能を兼ね備えており、LINE上で連携した顧客方には、ベルメゾンの購買・閲覧情報に基づいたセグメントによるLINEを通じた販促配信を行う。

 
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