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2019年12月号 <カイゼンの軌跡>

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カイゼンの軌跡

<コーナー解説>
コールセンターの業務改善のビフォー・アフターを中心に施策をまとめます。

楽天インシュアランスプランニング

保険の対応業務最大の“エフォート”
「本人確認」を声紋認証で自動化

今月のHints!

Hints

 保険会社は、重要度の高い個人情報を扱うため、問い合わせのたびに本人確認が必要だ。省くことが許されないプロセスではあるが、顧客には時間と手間を強いているのが現状だ。楽天インシュアランスプランニングは、代理店からの「楽天生命保険」に関する問い合わせを対象に、声紋認証システムを使ったプロセスの自動化に踏み切り、顧客体験と生産性の向上を図った。
 導入成功のカギは、(1)あらゆるパターンを想定した綿密なコールフローの作成、(2)理想の認証基準の試行錯誤、の2点だ。

(左)お客様コールセンター長 河邑隆志氏(右)CSRマネジメントグループ マネージャー 
大野美治子氏

札幌コンタクトセンター長 進藤宗平氏

図 声紋の初回登録のフロー

図 らくらく請求での手続き

※画像をクリックして拡大できます


2019年12月号 <ITの選び方&使い方>

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ITの選び方&使い方

<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。

ライフネット生命保険

誤操作、イタズラ防止でムダをなくす!
「LINEチャット」の生産性/品質を向上

 ライフネット生命保険は、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用したサポート窓口「チャットでほけん相談サービス」の顧客体験向上を目的として、モビルスが提供するチャットシステム「mobiAgent」を導入。自動応答機能をオペレータに接続する前に組み込み、「指がスマホ画面に触れてしまった」のような誤操作や興味本位のイタズラなど、“問い合わせる意思のないチャットリクエスト”の排除に成功した。また、営業時間外の19時〜翌10時までの「問い合わせ予約」としても活用。24時間体制をとったことにより、新規顧客の獲得にもつながっているという。

今月のPOINTS!

システム概要
コミュニケーションアプリ「LINE」の公式アカウントで提供している「チャットでほけん相談」のサポート基盤として、モビルスが提供するチャットシステム「mobiAgent(モビエージェント)」を導入。見込み客および顧客の問い合わせ対応を行っている。

選び方のポイント
住所や氏名が含まれるなどの理由で応対履歴に保存すべきではないメッセージをSV(管理者)の権限で削除する機能など、保険会社がチャットサービスを提供するうえで基本的に求められる機能を搭載しており、金融業での運用実績もあったことが選定の決め手となった。

使い方のポイント
自動応答機能を活用し、「誤操作」や「イタズラ」といった対応する必要のないリクエストの排除による接続品質の向上と、営業時間外の問い合わせの自動受付による利便性向上を実現した。現在は、レポートの分析結果に基づいた応対品質の向上に取り組んでいる。今後は、有人対応の応対品質向上と自動応答機能の適用範囲の最適化を図る。

写真左から、営業本部マーケティング部マネージャーの川端麻清氏、同本部コンタクトセンター長の西村和宏氏、同本部コンタクトセンター所属企画担当の和木田 徹氏

写真左から、営業本部マーケティング部マネージャーの川端麻清氏、同本部コンタクトセンター長の西村和宏氏、同本部コンタクトセンター所属企画担当の和木田 徹氏

画面左は、「チャットでほけん相談サービス」の自動応答イメージ。同右は、「mobiAgent」のレポート画面

画面左は、「チャットでほけん相談サービス」の自動応答イメージ。同右は、「mobiAgent」のレポート画面

※画像をクリックして拡大できます

2019年12月号 <Focus/トピックス>

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Focus

脱・電話、デジタルシフトが顕著
業界別に見るコミュニケーション実態

──KDDIエボルバ

消費生活のデジタルシフトが進むなか、業界別の顧客行動にどんな違いがあるのか──。KDDIエボルバでは、企業の窓口利用時における生活者の傾向や意向を把握するため、定期的にインターネット調査を実施、このほど業界別のデータをまとめた。主な利用チャネル、今後期待するチャネルなどを抜粋し、顧客の行動を検証する。

 KDDIエボルバはこのほど、金融、メーカー、通信など、いくつかの業界をピックアップし、それぞれの顧客窓口に問い合わせた経験のある人を対象に共通の設問で調査を実施、傾向がとくに顕著だった設問を抜粋した報告書をまとめている。調査対象は、全国の20〜69歳の男女で、1年以内に商品・サービスに関して該当業界・企業の顧客窓口に問い合わせした経験がある人。調査時期は2019年1月で、1650件の有効回答を得ている。

 は、金融業界(銀行、ネットバンク、証券、カード・信販、保険)において「問い合わせ時にもっとも利用するコミュニケーションチャネル」を聞いた結果だ。いずれも「電話」が過半数を占め、とくに信販・カード、保険に関しては70%近くに達している。また、ネットバンクについては、各社ともスマホアプリで利用できるサービスの拡充に注力しており、「公式アプリ」の利用率が他業態と比べて高い傾向にある。証券に関しては、キャンペーン情報などの各種メール配信が多いためか、「メール」の利用率が20%以上を占める。銀行や証券は「店舗」が10%以上を占め、他業態と比較して対面意向が高いことがわかる。

 調査は、金融業界、保険業界、メーカー、通販業界、通信業界、電力・ガス業界、官公庁・自治体──に及んでいる。

図 金融業界:問い合わせ時にもっとも利用している手段は?

図 金融業界:問い合わせ時にもっとも利用している手段は?

※画像をクリックして拡大できます

コールセンタージャパン 2019年12月号(11月20日発売)

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表紙

特 集 Special edition

採用難時代の
『ピークマネジメント』

Part.1 <現状と課題>
「成熟度」「総合力」が問われる!
ピーク対応“7つのポイント”

Part.2 <ケーススタディ>
「突然の呼量増」への特効薬はない!
“基本”を重視した熟練4社の取り組み

──ダイキン工業/KDDI/松井証券/ジュピターショップチャンネル

詳細を見る

特集扉

特別企画 Special Contents

コンタクトセンター・アワード
「リーダー・オブ・ザ・イヤー2019」

コンタクトセンターを変えた
「ベスト11」(上)

「巻き込み力」から「ロジカルシンキング」まで
現場に信頼されるリーダー“6つの条件”

(アシスト 大野高志氏/NTTマーケティングアクト 谷口あずさ氏/三井ダイレクト損害保険 水上 亮氏/サイバーエージェント 石井陽子氏/ヤフー 羽廣弘太氏/テレコムスクエア 袁 思思氏/ディー・エイチ・エル・ジャパン 三浦英介氏/明治安田生命保険 野口圭子氏)

詳細を見る

特別企画扉

戦略を学ぶ Strategy

< インタビュー >

コーナーストーン オンデマンド ジャパン
マーケティング シニアディレクター
小谷 敦子 氏

安定性よりも「チャレンジできる環境」
若者が選ぶ“働きたい職場の条件”

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小谷 敦子 氏

< CS戦略 >

ベアーズ
「マーケティング+CRM=CX向上」を目指す

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トレンドをつかむ Trend

< FOCUS-Topics >

脱・電話、デジタルシフトが顕著
業界別に見るコミュニケーション実態

──KDDIエボルバ

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< NEWS DIGEST/掲示板 >

小田急電鉄/ヤマハ音楽振興会/CENTRIC/ベリントシステムズジャパン/日本アバイア/ネメシスコ社/SCSKサービスウェア/NTTネクシア/Zendesk/ギークフィード/オウケイウェイヴ/Empath/LignApps/日立情報通信エンジニアリング/りらいあコミュニケーションズ/グッドクロス/ベルシステム24/ODSコミュニケーションサービス/TMJ/企業情報化協会

現場を知る Site

< 事例研究 >

三井不動産レジデンシャルリース
(C-desk)

「迅速さ」と「丁寧さ」の両立が顧客満足度を生む!
内製化で挑む“入居者とオーナー”のCX向上

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< カイゼンの軌跡 >

楽天インシュアランスプランニング
保険の対応業務最大の“エフォート”
「本人確認」を声紋認証で自動化

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< サービスのプロに聞く >

リクルートキャリア
エージェント事業本部 キャリアアドバイザー
竹内 大貴 さん

顧客を知ることで「心に刺さる提案」ができる!
本音を引き出す“妄想力”と“憑依力”

詳細を見る

< センター探訪 >

ベルトラ
働きやすさと「SNS映え」が両立
都心の新オフィスで高める従業員体験

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ITを知る Information Technology

< ソリューション&サービス >

クラウド型コンタクトセンター
プラットフォーム

セキュリティからオムニチャネルまで
「コスト」「導入期間」ではない“価値”を訴求

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< ITの選び方&使い方 >

ライフネット生命保険
誤操作、イタズラ防止でムダをなくす!
「LINEチャット」の生産性/品質を向上

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< IT企業に聞く! >

Studio Ousia
大量のテキストデータを即時に分類
「AIの教育」を効率化

詳細を見る

< New Products >

Empath/FRONTEO/NTTテクノクロス

データを捉える Data

< DATA FILE >

2019年法人向けテクニカルサポート
コールセンター満足度調査
──J.D. パワー ジャパン

詳細を見る

< DATA FILE by HDI-Japan >

問い合わせ窓口格付け調査
──生命保険業界

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< DATA FILE/今月の就業データ >

就業形態/エリア(集積地)別
有効求人倍率推移(2019年9月)

詳細を見る

連 載 Serialization

< 実践 >

女性が活躍する職場を創る!
「採用ブランディング」実践講座:第3回
寺島みちこ

上司・部下・顧客の「価値観」がわかる!
性格診断『エニアグラム』活用術:第1回(新連載)
片桐あい

詳細を見る

< 戦略 >

脱・窓口業務への最適解
「戦略的コンタクトセンター」構築講座:第5回
皆越由紀

コミュニケーションの価値を高める
「カスタマーエクスペリエンス」の設計書:第6回
大貫竜平

詳細を見る

< コラム >

市界良好:第92回
秋山紀郎

AfterCall〜電話の後で:第92回
長掛文子

3 Minutes Lesson
毎日できるメンタル・ケア:第73回
奥 富美子

わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第58回
渡部弘毅

詳細を見る

< マンガ >

督促オペレータ奮闘記(83)
榎本まみ

詳細を見る

購読のお申込み

2020年開催予定講座の申し込み受け付けを開始しました

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2020年2月4月6月に開催予定の実践研修講座の申し込みを受け付け開始しました。
オペレータからセンター長まで、コンタクトセンターで活躍する人材の育成にお役立てください。
申し込みはこちら

下記のプログラムの他、2020年5月26日~28日、大阪にて開催予定の講座は2020年3月中旬に、2020年11月11日~13日、東京にて開催予定の講座は2020年8月下旬に申し込み開始を予定しています。
 
開催日講座名開催地
2020年 2月20日はじめてのセンター長~人/データ/リスクの管理東京
2020年 2月20日SV育成講座・基礎編東京
2020年 2月21日コールセンターの業務設計講座~リソースマネジメント編東京
2020年 2月21日「感動体験」をもたらす!洞察力・提案力トレーニング講座東京
2020年 2月21日品質管理講座~メール/チャット編東京
2020年 3月26日できるオペレータに変える!SVのための面談力向上講座福岡
2020年 3月26日品質管理講座~メール/チャット編福岡
2020年 4月9日基礎から学ぶ KPIマネジメント実践編大阪
2020年 4月9日SV育成講座・実践編大阪
2020年 4月9日聞くスキル聞き出すスキル養成講座~顧客心理を把握しリードする大阪
2020年 4月23日コールセンター運営の基本知識とマネジメント入門講座東京
2020年 4月23日品質担当者育成講座~5年後に求められる電話応対~東京
2020年 4月23日オペレータの早期離職を防ぐ!採用&新人研修構築講座東京
2020年 4月24日基礎から学ぶ KPIマネジメント実践編東京
2020年 4月24日実践!使えるFAQ構築講座~設計編東京
2020年 4月24日実践!使えるFAQ構築講座~作成編東京
2020年 4月24日SV育成講座・実践編東京
2020年 6月12日コールセンター運営の基本知識とマネジメント入門講座札幌
2020年 6月12日品質向上のための“処方箋”を学ぶ モニタリング&フィードバック講座札幌
2020年 6月12日SV育成講座・基礎編札幌

 

2020年実践研修講座、受付開始!

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2020年2月4月6月に開催予定の実践研修講座の申し込みを受け付け開始しました。
オペレータからセンター長まで、コンタクトセンターで活躍する人材の育成にお役立てください。
申し込みはこちら

下記のプログラムの他、2020年5月26日~28日、大阪にて開催予定の講座は2020年3月中旬に、2020年11月11日~13日、東京にて開催予定の講座は2020年8月下旬に申し込み開始を予定しています。
 
開催日講座名開催地
2020年 2月20日はじめてのセンター長~人/データ/リスクの管理東京
2020年 2月20日SV育成講座・基礎編東京
2020年 2月21日コールセンターの業務設計講座~リソースマネジメント編東京
2020年 2月21日「感動体験」をもたらす!洞察力・提案力トレーニング講座東京
2020年 2月21日品質管理講座~メール/チャット編東京
2020年 3月26日できるオペレータに変える!SVのための面談力向上講座福岡
2020年 3月26日品質管理講座~メール/チャット編福岡
2020年 4月9日基礎から学ぶ KPIマネジメント実践編大阪
2020年 4月9日SV育成講座・実践編大阪
2020年 4月9日聞くスキル聞き出すスキル養成講座~顧客心理を把握しリードする大阪
2020年 4月23日コールセンター運営の基本知識とマネジメント入門講座東京
2020年 4月23日品質担当者育成講座~5年後に求められる電話応対~東京
2020年 4月23日オペレータの早期離職を防ぐ!採用&新人研修構築講座東京
2020年 4月24日基礎から学ぶ KPIマネジメント実践編東京
2020年 4月24日実践!使えるFAQ構築講座~設計編東京
2020年 4月24日実践!使えるFAQ構築講座~作成編東京
2020年 4月24日SV育成講座・実践編東京
2020年 6月12日コールセンター運営の基本知識とマネジメント入門講座札幌
2020年 6月12日品質向上のための“処方箋”を学ぶ モニタリング&フィードバック講座札幌
2020年 6月12日SV育成講座・基礎編札幌

 

リンク、「BIZTEL」がNTT東西のIP電話サービスに対応

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リンク(東京都港区、岡田元治社長)は、クラウド型コールセンターシステム「BIZTEL(ビズテル)」と、NTT東日本およびNTT西日本のIP電話サービス「ひかり電話オフィスA(エース)」との接続に対応したことを発表した。

これにより、「ひかり電話オフィスA」の契約と電話番号を維持したままBIZTELを導入する場合、VoIPゲートウェイの設置が不要となった。導入コストの圧縮とともに、同社が蓄積してきたネットワークインフラ技術を活かした柔軟なシステム構成を実現する。

2019年12月以降、関連するさまざまなサービス展開をしていく予定という。


 

アドバンスト・メディア、AmiVoiceと「Third AIコンタクトセンターソリューション」を連携

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アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸社長)は、AI音声認識「AmiVoice Communication Suite(以下AmiVoice)」と、日本サード・パーティ(東京都品川区、森 豊社長)が提供するAIソリューション「Third AIコンタクトセンターソリューション」を連携し、11月22日から提供を開始した。

Third AIコンタクトセンターソリューションは、IBMの「Watson」を活用し、さまざまな業務支援や顧客満足度向上を図る機能を備える。具体的には、AIチャットボットによる自動応答やオペレータのFAQナレッジ検索支援などが可能だ。

AmiVoiceとの連携により、オペレータ支援機能の強化を図った。電話応対の通話音声をリアルタイムにテキスト変換したデータをもとに、自動でFAQナレッジを抽出したり、応対履歴として記録するなど、オペレータの業務負荷を軽減する効果が期待できるという。


 

ガートナー、「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」を発表

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ガートナー ジャパン(東京都港区)は、「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」を発表した。


CRMハイプ・サイクル
「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」(出典:ガートナー、2019年11月)



このハイプ・サイクルは、日本企業がカスタマーエクスペリエンス(CX)を提供していくうえで重要と考えられる顧客関連のアプリケーション/テクノロジーを中心に、32のキーワードを取り上げている。

具体的には、「デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム」や「顧客エンゲージメント・ハブ」、「カスタマージャーニー・アナリティクス」など、リアルタイムかつマルチチャネルで顧客の状況や行動を把握することで効果的な顧客体験の提供を支援するテクノロジーへの関心が色濃く表れた。これらは、急速にハイプ・サイクルの「過度な期待」のピークに向かっている。このほか、サブスクリプションモデルのビジネスを支援する「サブスクリプション管理」や営業活動を支援する「営業エンゲージメント・プラットフォーム」が新たに登場し、「黎明期」に位置付けられている。

AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など、さまざまなデジタル関連の技術が急速に進展しているなかで、企業内のIT導入・運用管理を担うCIOおよびアプリケーション・リーダーの重要度は増している。アナリストでシニア ディレクターの川辺謙介氏は、「自社のCX戦略と方向性を理解し、変化し続ける市場や顧客の状況に即したテクノロジーの導入と既存のシステムの改善提案を行う必要があります」と述べた。


 

ベリントシステムズジャパン、WFMソリューション最新版をリリース

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 ベリントシステムズジャパンは、クラウド型WFMソリューション「Verint WFM」の最新版を提供開始した。
 主なアップデートの特徴は、①操作性の改善、②AI活用、③モバイル機能の強化――の3つ。
 例えば、スケジューリングの画面では、できる限りクリック回数を削減。また、AIを活用することで業務量などの予測精度を向上した。モバイルアプリ機能の強化により、エージェント自身がシフトを簡単に入れ替えたり、その場で他のスケジュールを変更したりできるようになっている。
 クラウドを活用すれば企業のニーズに合わせて簡単に拡張/縮小が可能。機能や柔軟性を維持したまま、オンプレミス型でも導入することもできる。

 

ベリントシステムズジャパン、WFMソリューション最新版をリリース

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 ベリントシステムズジャパンは、クラウド型WFMソリューション「Verint WFM」の最新版を提供開始した。
 主なアップデートの特徴は、①操作性の改善、②AI活用、③モバイル機能の強化――の3つ。
 例えば、スケジューリングの画面では、できる限りクリック回数を削減。また、AIを活用することで業務量などの予測精度を向上した。モバイルアプリ機能の強化により、エージェント自身がシフトを簡単に入れ替えたり、その場で他のスケジュールを変更したりできるようになっている。
 クラウドを活用すれば企業のニーズに合わせて簡単に拡張/縮小が可能。機能や柔軟性を維持したまま、オンプレミス型でも導入することもできる。

 

ジェネシスジャパン、「パーソナライゼーション」を提唱しクラウドシフトを強化

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 コンタクトセンターソリューションを提供する米ジェネシスのCEOであるトニー・ベイツが来日し、戦略を語った。
 ベイツ氏は、「現在、カスタマーサービスの領域では、デジタルトランスフォーメーションやCX、オムニチャネルなどのキーワードが注目されているが、ジェネシスが提唱したいのは『パーソナライゼーション』。顧客の好み、趣向を十分に把握したうえでコンタクトチャネルを最適化することが重要だと考えている」と訴えた。

 従来のパーソナライゼーションが、世代、あるいはタイプごとの分類、ペルソナなどをベースにしていたの対し、同社が目指すパーソナライゼーションは、個別に最適なカスタマージャーニーを予測して実践するというもの。どのチャネルで通知されることが好ましいのか、反応しやすいのかは1人ひとりで異なることから、個別最適化することがCX(顧客体験)の向上および効率化につながるという考え方だ。
 「パーソナライゼーションによるCX向上は、企業にとって強力な差別化ポイントとなり、価格競争に巻き込まれることを回避する他、生産性の改善にも有効」と、ベイツ氏は説明する。

 パーソナライゼーションの実践には、同社のクラウド型コンタクトセンターソリューション「Pure Cloud」の活用が前提となる。同ソリューションに蓄積された数十億におよぶコンタクトデータをもとに最適化を図るためだ。
 ベイツ氏は、「クラウドシフトを加速していく」と強調。新規ユーザーについては基本的にクラウド活用を提案し、既存ユーザーについてもクラウドシフトを支援するツールやサービスの提供を訴求する方針だ。



事業戦略を話す米ジェネシス CEOのトニー・ベイツ氏

AIoTクラウド、ビジネスコミュニケーションサービスを提供開始

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 シャープの子会社として2019年8月に設立した、AIoTクラウド(東京都江東区、赤羽良介社長)は、ビジネスコミュニケーションサービス「LINC Biz」を提供開始した。
 新サービスは、チャットとビデオ会議をシームレスに連携した社内コミュニケーションツールで、シャープの社員約2万名が活用するために開発した仕組みを汎用化したもの。
 赤羽社長は、「最初は200名くらいを対象に試験運用しながら、1年かけて開発しました。利用社員から不満や要望を募って改善するアジャイル方式で改良を進めたことで、操作性に優れた使い勝手のいいサービスになっています」と自信をのぞかせる。チャット画面のタイムライン上でビデオ会議への招待、参加ができるのが特徴。ファイルの共有や共有ファイルへの書き込みも可能で、社外メンバーを一時的に招待することもできる。
 まずは無料のフリープラン(最大15チャンネル)のみ提供開始し、2020年1月からは1ユーザーあたり月額350円(チャンネル数無制限)のスタンダードプランも提供開始する。
 2020年度内1万社の導入を目指している。



新サービスの説明を行う赤羽良介社長

NTTドコモ、対話型AIサービスのパートナープログラムを提供開始

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NTTドコモは、対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」のパートナープログラム「ドコモAIエージェントAPIパートナープログラム」の提供を12月2日から開始する。

ドコモAIエージェントAPIは、NTTグループのAI「corevo(コレボ)」を活用した対話サービス。テキストでの問い合わせに対し、作成したシナリオに沿った「一問一答」や「対話」が可能。また、音声認識および音声合成機能を有しており、電話の問い合わせに音声で自動応答することもできる。

パートナープログラムは、パートナー向けのAPI(Application Programming Interface)利用料金の提供や全国のドコモ法人営業網でのソリューション拡販など、販売ビジネスの支援を行うもの。また、業界動向の共有、パートナー間の意見交換ができる交流会も定期開催する。すでに、9社の企業がパートナーとして参画している。


 

ベルシステム24、在宅支援にMRを活用し実証実験

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 コールセンター向けBPO事業を展開するベルシステム24は、日本マイクロソフトおよびDataMeshと連携し、コールセンター業務における“時間や場所の制約を超えた新しい働き方”の実現を目指した「コールセンター・ワークスタイル・イノベーション・プロジェクト」に着手した。具体的には、デロンギ・ジャパンから受託している全自動コーヒーマシーンのサポート業務において、Mixed Reality(MR、複合現実)を活用した実証実験を開始する。日本マイクロソフトが提供するヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens 2」とDataMesh社の3Dホログラム技術を活用したMRアプリを組み合わせることで、オペレータがコーヒーマシーンの3Dホログラムを見ながらサポート業務を行える。

 従来、電化製品や化粧品などを提供するメーカーのサポートセンターでは、膨大な数の製品をセンター内に設置し、オペレータが実機を手に取り、実際に本体や部品を動かしながら対応していた。HoloLens 2を活用することで、実機がない場所でも対応が可能になる。
 ベルシステム24の柘植一郎社長は、「労働人口の減少が見込まれる中、企業の都合に合わせた働き方ができる人材の確保は難しくなってきている。在宅勤務など、“働きたい”と考えるすべての人が働ける環境を作ることが必要。最新技術を活用して、時間や場所の制約を超えた新しい働き方の実現を目指している」と実証実験に取り組んだ背景を語った。
 デロンギ・ジャパンの杉本敦男社長も、「豊富な知識や経験を有するオペレータが、より長く働ける環境を作ることが、サポートの品質を維持、向上できると考え、今回の実証実験に合意しました」と話す。

 ベルシステム24は、今回取り組むコールセンター・バーチャライゼーションを2021年末を目途に汎用的なビジネスモデルとして構築し、他のクライアント企業での導入も進める方針だ。


左から、ベルシステム24ホールディングス 代表取締役 社長執行役員CEO 柘植 一郎氏、デロンギ・ジャパン 代表取締役社長 杉本 敦男氏、DataMesh 代表取締役 王 暁麒氏、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長 兼 働き方改革推進担当役員 手島 主税氏

アドバンスト・メディア、音声認識APIを提供する開発プラットフォームを公開

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アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸社長)は、音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform(以下ACP)」の一般公開を12月3日に開始した。

鈴木社長
代表取締役会長兼社長の鈴木清幸氏 
大柳様
取締役事業本部長の大柳伸也氏 


ACPは、1万を超える企業や自治体に採用されている同社の音声認識エンジン「AmiVoice」の機能を利用できるAPIを提供。これにより、音声テキスト化や音声対話、音声制御、音声翻訳などをアプリケーションやWebサイトに実装できる。同社は、ACPを通じて個人・法人の開発パートナーのサービス開発を推進し、サブスクリプション型のビジネスを拡大する狙いだ。

ACPイメージ
「AmiVoice Cloud Platform」のイメージと今後の展開


音声認識APIは、ビジネスユースに強い言語モデルを特徴とする。ビジネスに不適切または有害な不要語を言語フィルタリングにより取り除いたことにより、誤認識を軽減した。さらに製品名や固有名詞など単語のカスタマイズ登録も可能。

リアルタイム版(WebSocket 音声認識API)、バッチ版(HTTP 音声認識API)をラインナップしている。いずれも、基本料金は、毎月60分までの利用は無料、60分以上は発話区間(無音やノイズを除いた区間)に対する従量課金制で、1秒当たり0.025円。クラウド上に音声データのログを残さないプランも提供する(1秒当たり0.04円)。なお、初月は無料で利用制限なし(各月20日以降に利用を申し込んだ場合は翌月まで無料)。

このほか、音声認識APIを体験できるサンプルプログラムをダウンロード可能。各プログラムには、音声認識APIを簡単に利用できるライブラリが含まれており、実際のアプリ開発に利用することもできる。詳細はWebサイト(https://acp.amivoice.com/main/)参照。

今後は、領域特化型の音声認識APIの公開を予定している。

 

NTTマーケティングアクト、ウイング、スリープロが緊急対応・リコール向けパッケージを提供開始

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エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト(大阪府大阪市、横山桂子社長、以下NTTマーケティングアクト)、ウイング(広島県広島市、池田 政之社長)、スリープロ(東京都港区、彦坂 昌彦社長)は3社で連携し、緊急対応・リコール向けパッケージ『ワンストップ アシスト』の提供を開始した。

同サービスは、情報漏えいやリコールなどの緊急事態発生時に、窓口をはじめとした初動対応から、配送や回収といったの現地対応サポートまでを提供するもの。NTTマーケティングアクトが企業の緊急対応時に短時間で立ち上げる「緊急お客様窓口」と、ウイングの「往復便ソリューション」、スリープロの「全国オンサイトサポート」を統合し、一連業務をワンストップで効果的に提供することで緊急時の課題解決をサポートする(概要は図参照、クリックで拡大)。



サービスの主な特徴は次の通り。
●お客様窓口
・アマゾン ウェブ サービスが提供するクラウド型コンタクトセンター・システム「Amazon Connect」を活用し、依頼から最短半日で電話システムを準備、業務立ち上げ
・チャットボットを依頼から最短1日で立ち上げ、24時間問い合わせ可能なマルチチャネル対応を実現
・顧客の応対から自動で問い合わせ内容を抽出し、適切なFAQの整備をサポート。窓口の範囲を広げた高品質な応対が可能
・リコール業務後、緊急窓口に入った問い合わせのVOC分析による、潜在リスクの抽出など、品質改善の提案が可能。
●配送管理
・お客様窓口の応対状況と、物品(代替品・回収品)管理や検品、配送情報を同一基盤で管理することにより、配送の流れとタイミングを最適化。
・独自の基盤にて、物流とコンタクトセンターが連動することで、物品配送のタイミングを捉えたコンタクトを実現し、物品のセットアップなどのリモートサポートによるアクティブな対応によりスピーディーな事態収束を図ることが可能
●オンサイトサポート
・全国12万5000名のオンサイトスタッフを活用し、コンシューマ向けや法人向け問わず、現地訪問サポートを展開。
・必要な時に必要な場所でサービスを提供できることで、リコール対応時の現地診断から対象製品の設置、設定、交換、回収等までのフィールド側の補完を実施。

同サービスの申し込みはNTTマーケティングアクトで対応する。

「上質なCXを提供するためにAIを活用する10の方法」ジェネシス・ジャパン

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上質なCXを提供するためにAIを活用する10の方法

ジェネシス・ジャパン
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これからのカスタマーサービスでは、顧客は自身の状況に応じて選択したチャンネルからの迅速で適切な対応を求めている。そして、コンタクトセンターのオペレータは日常的な業務量を減らしてやりがいのある仕事を望んでいる。これらを同時に実現するのは、ボット、自動化、機械学習のソリューションだ。重要なことは、人工知能(AI)への投資から最大限の利益を得ることに集中すること。このヒントシートでは、AIを使用して、よりスマートにセンターの運営・個々の作業ができる方法を紹介する。

※ホワイトペーパー提供会社:ジェネシス・ジャパン株式会社
 

ヒントシート
上質なCXを提供するためにAIを活用する10の方法

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 顧客は、選択したチャンネルにすばやくアクセスし、操作しやすいパーソナライズされたエクスペリエンスを求めています。そして、従業員は日常的なタスクを減らしてやりがいのある仕事を望んでいます。

 ボット、自動化、機械学習の使用により、これらすべてが可能になります。重要なことは、人工知能(AI)への投資から最大限の利益を得ることに集中することです。

 このヒントシートでは、AIを使用して、よりスマートにセンターの運営・個々の作業ができる方法をご紹介しています。

すべての顧客タッチポイントを接続し、オムニチャネル基盤を使用してチャネル全体でお客様とやり取りの履歴を共有します。

セルフサービスとアシストサービスを組み合わせて、シームレスなエクスペリエンスを顧客に提供します。

仮想アシスタントを使用して、従業員が製品アップセルを含む、顧客により良いサービスを提供する方法を予測します。

続きはホワイトペーパーをご覧下さい

「良いカスタマーサービス、悪いカスタマーサービスとは?」ジェネシス・ジャパン

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良いカスタマーサービス、悪いカスタマーサービスとは?

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Genesys社が実施した「2019年のGOOD(およびBAD)顧客サービス」調査において、アジア太平洋地域の多様な市場で優れたCXを提供するための重要な成功要因が明らかになった。 本レポートは、この地域の10か国の8000人以上の消費者から得られた調査結果に基づいて、オムニチャネル時代の顧客満足度を左右する主要なコンポーネント(応答時間、オペレータの経験、チャットボットなどの自動化テクノロジーの使用など)を強調。自社センターのベンチマークとして利用することができる。

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アジア太平洋地域カスタマーリサーチレポート
「良いカスタマーサービス、悪いカスタマーサービスとは?」

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 Genesys社が実施した「2019年のGOOD(およびBAD)顧客サービス」調査においては、アジア太平洋地域の多様な市場で優れたCXを提供するための重要な成功要因が明らかになりました。

 本レポートは、この地域の10か国の8000人以上の消費者から得られた調査結果に基づいて、オムニチャネル時代の顧客満足度を左右する主要なコンポーネント(応答時間、オペレータの経験、チャットボットなどの自動化テクノロジーの使用など)を強調しています。自社センターのベンチマークとして利用することができます。

主な内容

アジア各国の消費者が問題を解決するのに最も効果的であるチャネルとその理由。文字通り、顧客を泣かせる3つのNG対応とは?

アジア各国の消費者の52%がボットからのカスタマーサービスに対してオープンである理由と、自動化されたオプションが機能しないケースとは?

消費者がプレミアムカスタマーサービスに追加料金を支払う可能性が高い市場、および追加費用なしでそれを期待する市場について。

続きはホワイトペーパーをご覧下さい

「コンタクトセンターの未来を考えるセミナー2020 Vol.1」開催決定!受付開始

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コールセンタージャパン編集部は、2020年1月22日(水)に都内で「コンタクトセンターの未来を考えるセミナー2020 Vol.1」を開催します。
テーマは「『声の見える化』がもたらすCX改革」。
コンタクトセンターで日々、蓄積される顧客の声(VOC)の活用をテーマに、先進事例各社やITベンダー、コンサルタントが議論、講演します。

基調パネルディスカッションは、フィデリティ証券、明治安田生命保険、ベネッセコーポレーションの3社がVOCを企業の「資産」とするためのポイントを議論します。

また、2019年の「コンタクトセンター・アワード」で最優秀テクノロジー部門賞を受賞したNTTコミュニケーションズの取り組みを講演で披露します。

2020年最初のコールセンタージャパン編集部主催のセミナーです。奮ってお申し込みください!

受講無料、申し込みはこちらから。

<セミナー概要>
日時:2020年1月22日(水)、12時30分開場、13時開始
参加費:無料(要事前登録)
会場:青山TEPIA(東京都港区北青山2-8-44)
主催:リックテレコム「月刊コールセンタージャパン」編集部
協賛:NTTコミュニケーションズ
定員:250名(申込者多数の場合、抽選となることもあります)
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