情報・通信分野およびアウトソーシング分野の市場調査機関、ミック経済研究所(東京港区、有賀 章社長)は、「クラウド型CRM市場の現状と展望 2016年度版」を取りまとめた。
CRM分野にクラウドでソリューションを提供するベンダー50社を調査したデータを基に、総市場の集計・分析を行ったもの。2015年度の総市場規模は1033億円、前年比17.8%増となっている。オンプレミスの市場がダウントレンドで推移するのに対し、好調に推移している。
ミック経済研究所では、「コストを資産としてではなく経費として計上できるメリットに加え、サービス利用も登録後すぐ行え、かつ規模拡張やバージョンアップがスピーディでリードタイムの短縮 化が図れるなどのメリットが広く認知されつつある」と分析。さらに、ネットワークセキュリティが向上、障害時対応にも万全な体制を敷くこと により、エンドユーザーのクラウドに対するアレルギーはかなり払拭されているとしている。
2015年度以降も年平均成長率20.3%と高水準で推移し、2020年度は 2657億円にまで拡大すると予測している。 一方、オンプレミス市場は2016 年度までは横ばい、2017年度以降はダウントレンドで推移し、2015年度5300億円であった市場が、2020 年には 1000億円以上減少、4200億円になると推測している。
CRM分野にクラウドでソリューションを提供するベンダー50社を調査したデータを基に、総市場の集計・分析を行ったもの。2015年度の総市場規模は1033億円、前年比17.8%増となっている。オンプレミスの市場がダウントレンドで推移するのに対し、好調に推移している。
ミック経済研究所では、「コストを資産としてではなく経費として計上できるメリットに加え、サービス利用も登録後すぐ行え、かつ規模拡張やバージョンアップがスピーディでリードタイムの短縮 化が図れるなどのメリットが広く認知されつつある」と分析。さらに、ネットワークセキュリティが向上、障害時対応にも万全な体制を敷くこと により、エンドユーザーのクラウドに対するアレルギーはかなり払拭されているとしている。
2015年度以降も年平均成長率20.3%と高水準で推移し、2020年度は 2657億円にまで拡大すると予測している。 一方、オンプレミス市場は2016 年度までは横ばい、2017年度以降はダウントレンドで推移し、2015年度5300億円であった市場が、2020 年には 1000億円以上減少、4200億円になると推測している。