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執務エリアのアクリル板は、SVがオペレータの挙手を見逃さないよう透明度にこだわった
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研修ルームもアクリル板を完備
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休憩室にはアクリル板と除菌グッズを完備し、飛沫だけでなく接触感染にも留意
ディー・キュービック
「審美性」「透明度」にこだわり!
オリジナルアクリル板でオペレータを守る
BPOベンダーのディー・キュービックは、全国に6拠点、合計約1100席のコールセンターを運営している。同社は、新型コロナ感染症の流行を受け、全席にオリジナルのアクリル板を発注、整備した。
設置にあたりこだわったのは、「審美性」と「透明度」だ。執行役員の山川久美子氏は、「最初は、ホームセンターでビニールシートなどを買って自作も試みましたが、換気で窓を開けるとユラユラとシートが動き、センター内の緊張感が損なわれると感じました」と振り返る。審美性が損なわれては、そこで働く人材のモチベーションに関わるという考えのもと、さらに、経営からも「投資は惜しまない」と背中を押され、オリジナルのアクリル板発注に至った。「既存のパーテーションと組み合わせた時に固定されるよう、サイズを正確に測って差し込み口を加工したり、アクリル板同士を結合するジョイントを特注するなど発注内容は細かいものでしたが、メーカーが迅速に対応してくれました」(山川氏)。
高さは、飛沫防止に十分な机上から70センチに設定。しかし、これだけの高さがあると、着席した状態でのオペレータの挙手がアクリル板に隠れてしまう(写真)。SVが遠くにいてもオペレータの挙手を見逃さないよう、透明度93%の板を選択した。
アクリル板は、研修室や休憩室にも完備。また、全拠点にデルフィーノ(delfino)という抗ウィルスコーティングも施している。休憩室は、座席のソーシャルディスタンスを保ち、利用履歴を記録。既設の冷蔵庫の利用ルールに「飲みかけ、食べかけのものは入れない」などを追加した。山川氏は、「会社ができるのは、“安心して働くための環境整備”まで。本当に感染を防ぐには、働いている全員が就業時間外も含めて、日々気を付けて行動することが必要です」と強調する。
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