りそな銀行は、日本テラデータのデータウエアハウス「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6680(以下Teradata 6680)」を導入、CRMデータベースとMCIF(Marketing Customer Information File)システムを統合した新たな営業支援データベースを構築した。
同行は、顧客情報を活用した営業戦略立案支援やマーケティング分析を行うMCIFシステムには従来からTeradataを導入していたが、CRMシステムはデータベース、アプリケーションともに別システムを利用していた。このため、顧客情報を2つのデータベースに取り込み、二重管理する運用負荷や開発コストが課題となっていた。
そこで、MCIF全体とCRMのデータベースをTeradataに統合、約1万4000名の社員や2200台のATMや約230シートのコールセンター、インターネットバンキングといった顧客チャネルからTeradataへリアルタイムにアクセスできる環境を構築したもの。二重管理していた顧客情報を統合したことによって、新サービス・商品の効率的な開発が可能となったほか、重要な経営戦略として掲げるクロスセールスへの取り組みも支援する方針だ。また、顧客データ二重化の解消により、今後のシステム運用・開発コストの削減が期待できる。
新システムでは、これまでの「Teradata 5380/5450」を最上位機種のひとつである「Teradata 6680」にリプレースし、Teradata独自の混合ワークロード管理機能であるTASM(Teradata Active System Management)によって、運用管理業務だけではなく業務のニーズに沿った重みづけと優先順位による最適なリソース配分を実践している。CRM統合によるユーザー数および接続端末数の増加に対しても安定的な処理能力を提供し、1時間につき70万件程度のCRMオンライン業務に対し、従来のCRMシステムと同等のレスポンスタイムを実現している。
同行は、顧客情報を活用した営業戦略立案支援やマーケティング分析を行うMCIFシステムには従来からTeradataを導入していたが、CRMシステムはデータベース、アプリケーションともに別システムを利用していた。このため、顧客情報を2つのデータベースに取り込み、二重管理する運用負荷や開発コストが課題となっていた。
そこで、MCIF全体とCRMのデータベースをTeradataに統合、約1万4000名の社員や2200台のATMや約230シートのコールセンター、インターネットバンキングといった顧客チャネルからTeradataへリアルタイムにアクセスできる環境を構築したもの。二重管理していた顧客情報を統合したことによって、新サービス・商品の効率的な開発が可能となったほか、重要な経営戦略として掲げるクロスセールスへの取り組みも支援する方針だ。また、顧客データ二重化の解消により、今後のシステム運用・開発コストの削減が期待できる。
新システムでは、これまでの「Teradata 5380/5450」を最上位機種のひとつである「Teradata 6680」にリプレースし、Teradata独自の混合ワークロード管理機能であるTASM(Teradata Active System Management)によって、運用管理業務だけではなく業務のニーズに沿った重みづけと優先順位による最適なリソース配分を実践している。CRM統合によるユーザー数および接続端末数の増加に対しても安定的な処理能力を提供し、1時間につき70万件程度のCRMオンライン業務に対し、従来のCRMシステムと同等のレスポンスタイムを実現している。