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OKI、「プレミアムフェア2017」で顧客接点向けAIアシスト端末を展示

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OKI(東京都港区、鎌上信也代表取締役)は、「OKIプレミアムフェア2017」を開催。「繋ぎ続けて創る未来」をテーマに、ソリューションの展示とセミナーを実施した。

基調講演では、鎌上代表取締役が、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示された国際目標17分野「SDGs」を紹介。「“IoTのOKI”として、業界を越えたオープンイノベーションを実現し、諸課題の解決に取り組んでいきたい」と、強調した。具体的には、IoT、AI、ビッグデータといった最新のテクノロジーと、同社が培ってきたノウハウを融合したソリューションを諸課題に適用していく考えだ。

続いて、“業界を越えた共創モデル”としてパートナー企業3社が登壇、共創の推進責任者であるOKI 常務執行役員 情報通信事業本部長の坪井正志氏の進行で、各分野におけるOKIとの取り組みを紹介した。

展示会場では、「次世代交通」「地域の安心・安全・防災」「業務改革」「お客様接点改革」「施設・設備 保全維持」「新技術/共通技術」の5つの領域に分類し、最新のソリューションが展示された。「お客様接点改革」では、AI対話エンジン「Ladadie(ラダディ)」のほか、店舗設置型のAIアシスト端末が参考出品された。



利用イメージアシスト端末のデモ
画像左は「ラダディ」の利用イメージ。同右はAIアシスト端末(参考出品)


Ladadieは、同社の30年にわたる機械翻訳や対話システムなどの自然言語処理技術の研究に基づいて開発されたもの。問い合わせに対して、深掘りや言い換え、要約・情報提供を段階的に繰り返しながら、顕在化していないニーズや原因などを明らかにする話法を適用している。電話(音声)やチャットによる問い合わせに自動応答や情報KIOSK端末の操作支援などの用途を想定している。

AIアシスト端末は、店舗設置型の自動応答システム。マルチデバイスに対応する。展示ブースでは、指向性マイクを搭載したATM端末を利用し、金融機関の支店での用途を想定したデモを披露した。有人対応が必要な場合はコールセンターに接続することも可能という。

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